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【この記事のエキスパート】
料理ライター:山田 由紀子
栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。
短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。
出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。
健康維持や美容によいとされるオリーブ茶。ノンカフェインでビタミン・ポリフェノールを豊富に含んだ健康茶として、お子さんから妊婦さんまで幅広い方におすすめ。本記事ではそんなオリーブ茶の選び方とおすすめ商品をリーフタイプ、ティーバッグ、粉末、ペットボトルのタイプ別に紹介していきます。
大地の恵みの栄養素がたっぷり!
オリーブの葉に含まれる成分とは?
オリーブの葉にはさまざまな成分が豊富に含まれていて、それがオリーブ茶の魅力のひとつです。まずはオリーブの葉にはどんな成分が含まれているのか見てみましょう。
抗酸化作用を持つ「オレウロペイン」
オリーブの葉には、ポリフェノールの一種である「オレウロペイン」という成分が豊富に含まれています。オレウロペインには、体内の活性酸素を除去するほどの高い抗酸化力があり、血圧や血糖値、コレステロールを抑える作用が期待されています。
また、オレウロペインが持つ抗菌・抗ウイルス作用により、免疫力や抵抗力を高める力があるといわれています。
酸化しにくい「オレイン酸」
オリーブの葉には「オレイン酸」も多く含まれています。オレイン酸は脂肪酸の一種で、酸化しにくいのが大きな特徴。オリーブオイルの主成分としてもよく知られています。
そんなオレイン酸には、増えすぎた悪玉コレステロールを抑制し、血管をすこやかにたもったり、血糖値の急上昇を抑えたりする作用があるといわれています。
「ビタミン・ミネラル類」もたっぷり
ビタミンEを多く含むのも、オリーブの葉の特徴です。ビタミンEは抗酸化力が高く、体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあります。
オリーブの葉は、赤血球を作るのに必要な鉄分、歯や骨を形成するために不可欠なカルシウムなどの、ミネラル類も豊富です。
原材料や生産地は要チェック
オリーブ茶の選び方
それでは、オリーブ茶を選ぶポイントを紹介していきます! 本記事をぜひオリーブ茶選びの参考にしてください。
原材料をチェックする
オリーブ茶として販売されているものには、オリーブの葉のみで作られた商品と、飲みやすいようにほかの茶葉や甘味料をブレンドした商品があります。商品名だけではどちらのタイプなのか判断できないことも多いので、購入時に原材料欄をチェックすることが大切です。
オリーブ茶本来の味わいを楽しみたいのであれば、原材料がオリーブの葉のみの商品を選ぶのがおすすめです。
茶葉の産地を確認しよう
地中海沿岸諸国で古くから親しまれてきたオリーブ茶。現在では日本を含む、世界各地でオリーブが栽培されています。栽培環境やオリーブの品種によって、味や香りに微妙な違いがあるため、こだわりを持って選びたい方は産地も確認しておきましょう。
いろいろな産地のオリーブ茶を飲みくらべて、味や香りの違いを楽しむのもおすすめです。日本では小豆島のオリーブが有名です。
製法にも注目しよう
オリーブ茶を作るためにはオリーブの葉を乾燥させる工程が必要ですが、その工程を雑におこなうと、苦みが強くなったり、ポリフェノールなどの成分が失われたりすることもあります。
オリーブ茶の苦味は65℃以下の温度でゆっくりと乾燥させると少なくなるとされています。購入後は直射日光のあたらない場所で保管するようにしましょう。
良質なオリーブ茶を選ぶためには、製法や製造工程を確認するのも大切なポイント。品質に自信とこだわりのある商品は、製法や製造工程をていねいに紹介していることが多いので、選ぶときの目安にするといいでしょう。
飲みやすいタイプを選ぶ
オリーブ茶は大きく分けて、「リーフタイプ」「ティーバッグ」「粉末」の3タイプがあります。リーフタイプはオリーブの葉をそのまま乾燥させたタイプで、飲むのに必要なぶんだけをティーポットや急須に入れて抽出します。
ティーバッグタイプは、カップに入れてお湯をそそぐだけで飲める手軽さが魅力。粉末タイプはパウダー状で水に溶かしやすく、料理やお菓子作りにも便利です。
できるだけオーガニックのものを
オリーブ茶はオリーブの葉をそのまま乾燥させたものなので、農薬の使用や残留農薬がやはり気になるもの。国産のオリーブ茶であれば一定の基準を守って生産されますが、海外産の場合は国によって基準が異なるため、注意が必要です。
できるだけ体にやさしいオリーブ茶を選ぶために、オーガニックにこだわるのもおすすめです。
コストも大切なポイント
オリーブ茶を習慣として毎日続ける方もいれば、楽しみとしてときどき飲む方もいるでしょう。もし、オリーブ茶を毎日飲み続ける場合は、負担にならない価格がどうかもチェックしておきたいポイントです。
お試しにもぴったりな少量タイプから、たっぷり入った大容量タイプまで販売されているので、自分の飲み方に合ったものを選んでくださいね。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)