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【この記事のエキスパート】
雑貨アーティスト・暮らしのリネン研究家:上島 佳代子

雑貨アーティスト・暮らしのリネン研究家:上島 佳代子

雑貨アーティスト・暮らしのリネン研究家・コピーライター。そして時にカメラマンやスタイリスト、ライターとして、広告や雑誌、テレビやWebなど様々なメディアのニーズに応えるクリエイター。世界のリネンを巡る旅をライフワークに、リネンの歴史や現在のリネン産業についても造詣を深める。NHK『美の壷』のテーマ「麻」に出演。雑貨アーティストとして企業との商品開発や保育士・幼稚園教諭のための雑誌にも携わり、小学生の雑貨教室、母親のための雑貨教室、リネンの教室など、雑貨を通して暮らしを楽しむ活動も行っている。またワイヤーワークや木工、ソーイングなど様々な素材の作品をメディアやワークショップを通して発表するなど、多岐に渡って活動中。『アトリエ ペルメル』主宰。


ハンドメイドやクラフトをするときに活躍する布用ボンド(接着剤)。仮止めから強力接着できるものまで、さまざまな種類が展開されています。この記事では、布用ボンド(接着剤)の失敗しない選び方やおすすめ商品をご紹介します。

布用ボンド(接着剤)の選び方

出典:Amazon

布を貼り合わせるために使われるボンド。「ボンド」はコニシの登録商標ですが、現在広く「ボンド」の名で親しまれ、多くのメーカーから多数の商品が発売されています。記事内では、製品名以外の表記を「布用ボンド(接着剤)」としています。ポイントは下記。

【1】接着したい素材に使えるか
【2】固まるスピードもチェック
【3】使う頻度に応じた内容量のものを
【4】洗濯できるかどうかをチェック
【5】中身が底から飛び出さない形状であるか

では、布用ボンド(接着剤)の選び方をみていきましょう。

【1】接着したい素材に使えるか

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布用ボンド(接着剤)は、商品によっては特定の素材にしか使えないものもあります。買う前に、きちんと使える素材を確認しましょう。

特にシルクやサテンなど薄手の上質な素材を布用粘着剤でくっつけるときは、注意が必要です。ボンドをつけることでシミになってしまうこともあるので、目立たない箇所で試してから使うことをおすすめします。また、防水生地などは使用できない場合が多いので、確認してから使うようにしましょう。

【2】固まるスピードもチェックして

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布用ボンド(接着剤)は、接着スピードが速いか遅いかも重要。水分と反応する、化学反応を利用するなど、商品によって固まり方に違いがあります。見分け方のポイントは、接着成分に水が含まれていると、固まるスピードがゆるやかになるということです。

水を含まず、「シリル化ウレタン樹脂」「変性シリコーン樹脂」などの効果成分比率が高いと、硬化するスピードが速いです。

なお、一般的に「瞬間接着剤」と呼ばれるタイプによく含まれる「シアノアクリレート」という成分があります。しかし、布に使うと化学反応で発熱・発火するおそれがあり、布用には適していません。

【3】使う頻度に応じた内容量のものを

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布用ボンド(接着剤)にも使用期限があるため、使う頻度によって適した内容量を選ぶようにしましょう。大容量のものがお得に思えますが、あまり使わない方はムダになってしまうことも。

今後も使うことがあるのかなど、使う頻度や使用面積に応じた内容量を選んでください。

【4】洗濯できるかどうかをチェック

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パンツの裾上げやアップリケの貼り付けなど、よく洗濯する服に布用ボンド(接着剤)を使用したい場合もあるでしょう。

しかし、布用ボンド(接着剤)の種類によっては、洗うとボロボロになったり剥がれてしまったりということも。事前に洗濯できるかどうかをチェックしておくことが大切です。

【5】中身が底から飛び出さない形状であるか

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布用ボンド(接着剤)の容器は、さまざまなタイプがあります。一般的なのは、細長い三角状で、底の部分を折り返した形です。

しかし、折り曲げ型のボンドをしばらく使わずに中身が固まりかけた状態で、次に使用するとどうなるでしょうか。力を入れて押し出そうとすると、底部が剥がれたり、横が裂けたりして中身が出てしまうことがあります。

特にアルミチューブには注意。底部を折り曲げて閉じているものが多く、強く押すと底部が破れてしまう可能性があります。できれば、底部が樹脂でラミネートされているチューブを使用するようにしましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)