扶桑社はこのほど、書籍『親をボケさせないために、今できる方法』(税別1,400円)を発売した。

  • 『親をボケさせないために、今できる方法』(税別1,400円)

    『親をボケさせないために、今できる方法』(税別1,400円)

同書の著者で医学博士の藤田紘一郎氏によると、「認知症は予防できる病気」であるという。同氏は認知症はなってから介護をするより、なる前に予防していく方が簡単と指摘する。

認知症の予防は、食事と生活の中にあるという。これまでの食生活では「朝食を食べる」「三時にはおやつ」などが当たり前だったが、実はその食生活が認知症を早める可能性があるとしており、予防するためには70歳を過ぎたら食生活を変えることが大切であるとのこと。

中にはすでに食生活を変えることに取り組んでいるが、十分でない人も大勢いるとのこと。そこで役立つのが、「子どもの助け」であると藤田博士。同書では、子どもが認知症という病気を理解して、一緒に予防を働きかけていくために、「認知症を防ぐ59の方法」を紹介している。

内容は、「朝食を抜く」「朝食の代わりに『MCTオイル』入りのコーヒーを飲む」「昼間、カルシウム入りの天然水を飲む」「朝と夜、軟水の水を一杯だけ飲む」「散歩は24分ほどでいい」「甘いお菓子は食べない」「食事は野菜から食べる」「週二回、肉を食べる」「亜麻仁油・エゴマ油をサラダに」など。