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【この記事のエキスパート】
ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務:山野辺 祥子

ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務:山野辺 祥子

武蔵野音楽大学出身。卒業後某大手楽器メーカーの法人部に入社。

音楽教室の運営や講師指導のサポート、店舗接客、楽器セッティングなどを担当するイベントクルーとして全国を飛び回る。また、出版部に在勤中は楽譜校正、楽譜情報誌編集の経験も。

現在はピアノ講師のかたわらフリーランスライター、校正者として活動中。プライベートでは3児の母。


アナログミキサーを購入しようと考えているけど、何を基準に選んでいいか迷いますよね。アナログミキサーは何の用途で使用したいかによって、チャンネル数やエフェクターの有無など、選ぶ機能や商品が変わります。ここでは、高音質・軽量・小型などアナログミキサーの選び方とおすすめの名機をご紹介します。

アナログミキサーとは

出典:Amazon

アナログミキサーとは、マイクやアンプ、スピーカー、パソコンなどに設置・入力することで、元の音はアナログのまま、音のバランスを取ることができる音響機器。

ライブ会場での演奏や自宅での録音、音楽配信などで使用され、数種類の音を混ぜたり、音量を変更したりすることができます。

アナログミキサーの選び方

それでは、アナログミキサーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。

【1】ミキサーの用途
【2】チャンネル数
【3】エフェクトの有無

上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】ミキサーの用途をチェック

アナログミキサーを選ぶときは何に使うかが重要なポイントです。

屋外のライブのPAに使うのか、それとも自宅や短い時間のスタジオで複数のラインをまとめるのに使うのかといったことを考えたうえで、用途に合ったアナログミキサーを選ぶ必要があります。

屋外ならモバイルバッテリーで駆動するものを

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屋外のライブなどでギターやベースのLINEをまとめたり、PA用に使ったりするのにアナログミキサーを使いたい場合、問題となってくるのは電源の確保です。電源を借りたり、発電機を持ち込んだりと、屋外のライブでは毎回苦労する場面ですが、最近はUSBで給電できるミキサーもあります。

USBで給電できると、ノートパソコンやモバイルバッテリーからも給電できるのでありがたいですね。

動画配信や音楽制作ならメインの出力端子以外も確認

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自室やスタジオなどで音楽制作をしたり動画配信したりする場合は、メインのIN/OUT以外の端子もチェックしておきましょう。

PC上のDAWに打ち込んだシーケンスを走らせながら、ギターの録音をするとなると、GROUP OUTが搭載されていれば、PCで走らせたシーケンスを見ながら弾いているギターの音だけを個別で調整できます。

ライブ用であればEQやコンプレッサーの性能もポイント

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ライブ用で使うのであれば、EQやコンプレッサーの性能もポイントです。ライブ会場によって音の響きや音のヌケ方は違うので、どうしても音質の調整は必要になります。

低音域が足りなければEQで低音域を出すとか、やたら出過ぎている音はコンプレッサーで調整するなど、ライブにおいてはミキサーの調整が肝となってきますので、その性能も重要になってきます。

【2】チャンネル数をチェック

アナログミキサーは、言うまでもなく多チャンネルの音をまとめ上げる機材なので、そのチャンネル数は重要なチェック項目です。用途によって必要なチャンネル数は変わってくるかと思います。

たとえばDAWひとつでEDMを作っている場合、入力チャンネルは少なくてもいいでしょうし、一方4ピースバンドで一斉に録音するのであれば、マイクとラインの数だけ入力チャンネルが必要です。

ただし当然、チャンネルが増えれば大きさも大きくなり値段も高くなるので、いったい自分が何チャンネル必要なのかを考えて選ぶようにしましょう。

【3】エフェクトの有無をチェック

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エフェクトが搭載されているアナログミキサーもあります。しかし、たいていの場合は最終的にミキサーに音を入れたときに調整するために用いられるエフェクトなので、思いっきりかけたいというときは専用のエフェクターをセンド/リターンでつなぐほうがいいでしょう。

一方、出音の最終調整に使うEQやコンプレッサーは、搭載されているとわざわざ別でそろえる必要もないので便利です。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

制作にライブなど、用途に合わせて選ぼう

デジタルミキサーよりも現場で直感的に音出しできるのがアナログミキサーのメリットです。近年ではコンサート会場を中心に活躍する玄人メーカーが、初心者の方でも容易に操れるモデルを多く製造しています。

選ぶ際はチャンネル数など目的に合わせることが大切ですが、音楽制作にしてもライブにしてもUSB接続できるものが便利かもしれません。コンパクトで軽量なものもいいです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)