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【この記事のエキスパート】
ガーデニング研究家:はたあきひろ
1967年生。兵庫県西宮市出身。1991年に大手住宅メーカーに入社し、研究所(造園研究室)、マンション事業、本社設計部などを経験。現在は独立し、人と人、人と自然の繋がりを大切にし、毎日丁寧に暮らすことを提案する『庭暮らし研究所』を設立。
奈良市で草屋根の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜をつくり、自給生活を送る。NHK総合テレビ「ぐるっと関西おひるまえ」では、野菜づくり講師として10年間毎月出演。NHK出版WEBサイト「みんなの趣味の園芸」でブログ担当。YouTubeチャンネル「園芸研究家はたさんの野菜づくりチャンネル」を発信。
鳥の被害から守ってくれる「防鳥網(ネット)」。ゴミ置き場や農作物を荒らしたり、ベランダに糞や羽をまき散らしたりと対策はしっかりと講じたいところ。この記事では、防鳥網(ネット)について、サイズ・用途別に選ぶときのポイントとおすすめの商品をご紹介します。
防鳥網(ネット)の選び方
それでは、防鳥網の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】使用場所・用途
【2】網の太さ
【3】網目のサイズ
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使用場所・用途をチェック
鳥の被害といってもさまざまですが、よく使われる場所といえば、ベランダ、ゴミ置き場、畑や菜園、果樹園などではないでしょうか。今回は、こうした場所に合う家庭向け商品をご紹介しています。まずは、それぞれのタイプ別に特徴を解説していきます。違いを知って、使用場所に合った防鳥網を選びましょう。
ベランダには目立たないカラーを
マンションや家のベランダで悩まされる鳥といえば、ハトやツバメ、カラスなど。巣をつくったり、ゴミを荒らしたりなどさまざまな被害があります。ベランダ用に防鳥網を選ぶときのポイントは、遠くからの見た目も考慮して色を選択すること。おすすめは黒や透明タイプ。これなら目立たず景観を損ねないので問題なく使用できます。
しかし、糸がこまかすぎるものを選んでしまうと鳥が網に気づかずに、当たったときに絡まってしまいます。必ず太めを選びましょう。
ゴミ捨て場には網目が丈夫でこまかいものを
多くの方が悩まされる一番の鳥害とは、カラスに自宅の一角やゴミステーションに置いたゴミを荒らされること。カラスは鋭いクチバシで袋も破り、ゴミをグチャグチャに散乱させてしまいます。とくに生ごみの片付けは本当にたいへんですね。
そんなときに役立つのがゴミ用防鳥網です。鋭いクチバシが貫通しないぐらい網目がこまかく、頑丈なものを選びましょう。
菜園にはその面積に適した大きさの網を
心を込めて育てている野菜や果物を、鳥や野生動物に食べられてしまうことがあります。それを防ぐには防鳥網が効果的です。鳥害だけでなく、ほかの小動物にも効果的です。
家庭菜園用に防鳥網を選ぶなら、畑のサイズを考えて選びましょう。農家用として大型サイズも売られていますが、余ってしまいます。毎年買い替えるものではないので、適した大きさにしましょう。
【2】網の太さをチェック
防鳥網の網は太いものから細いものまでさまざまです。細い糸は、カラスなどの大型の鳥だと切られてしまい、買い替えや再設置する必要があります。また、スズメなどの小型の鳥も絡まってしまい、捕獲網のようになってしまいがち。そうなると、絡まった鳥の処分も困りますし、法律に抵触する恐れもあります。
太い糸なら破れにくく、絡まりにくいので耐久性もあります。一般的な鳥害対策には太めのタイプを選ぶことをおすすめします。
【3】網目のサイズをチェック
防鳥網には10mm~50mmなどとサイズが記載されています。これは、網目のこまかさを意味しています。ハトやカラスなどの大型の鳥には45mmといった網目の大きなものでも効果を発揮します。ムクドリやスズメなどの小型の鳥にはこまかいものが必要ですが、小さくなるにつれ日光の透過性や通気性も悪くなってしまいます。そのため、30mm目のサイズが両方のバランスがとれているのでおすすめです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)