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【この記事のエキスパート】
料理ライター:山田 由紀子
栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。
短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。
出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。
美味しいお肉も、ナイフで綺麗に切れないと見た目が悪くなってしまいますよね。そこでこの記事ではよく切れるテーブルナイフの選び方とおすすめ商品をご紹介します。デザートナイフ(ディナーナイフ)、ステーキナイフなど料理に合った種類も解説します!
インテリアとしても
テーブルナイフの選び方
洋食のメインディッシュを食べるときに使うナイフのことをテーブルナイフといいます。おしゃれなテーブルコーディネートにもかかせないカトラリーでもあります。
ここでは管理栄養士・山田由紀子さんのアドバイスをもとに、テーブルナイフの選び方を紹介します。ポイントは下記のとおり。
【1】タイプ
【2】材質
【3】平刃or波刃
【4】セット商品
【5】ブランド
上記のポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うテーブルナイフを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】料理・用途に合わせたタイプを選ぶ
ステーキ用やデザート用のナイフも、テーブルナイフとして呼ばれることが多いです。料理や用途によって適するタイプが異なるので、チェックしてみましょう。
デザートナイフ(ディナーナイフ)
本来テーブルナイフは全長が約24cmのものを指し、メインディッシュに使われるアイテムです。一方、デザートナイフは全長が約22cmと小さく、文字どおりデザートを食べるときに使うナイフとして誕生しました。
しかし、欧米人よりも体格の小さい日本人が洋食を食べるときに使いやすいことから、デザートナイフをテーブルナイフとして採用する機会が増えました。こぶりなテーブルナイフのことを、ディナーナイフと呼ぶこともあります。
ステーキナイフ
ステーキナイフは全長が約23〜25cmのタイプが多く、刃先が鋭利でステーキ肉を食べる際に活躍するアイテムです。ボリュームが大きい肉料理に使うため、大振りで切れ味がよく繊維がある肉を切り分けるのに適しています。
最近では、サイズや重量を日本人の体格に合わせた小ぶりのステーキナイフも存在します。カトラリーにこだわり、テーブルマナーに沿ったアイテムをそろえたい人は購入を検討してもいいでしょう。
【2】テーブルナイフの材質で選ぶ
テーブルナイフの材質には純銀、銀・金メッキ、ステンレスがおもに採用されています。
純銀や銀メッキは表面の輝きが美しく抗菌作用があるなど機能性も高いですが、サビなどが生じるためお手入れをこまめに行なう必要があります。
一方、ステンレスは耐食性があるため、一般家庭に適する素材です。とくに、クロム18%・ニッケル・8%・鉄74%が配合された18-8ステンレスはサビにくく、磨くことで美しさを保てます。ニッケルの含有量が高いほど高級品として扱われますが、家庭用なら18-8または18-10ステンレスがおすすめです。
【3】なめらかな平刃 or ギザギザの波刃? 刃の種類で選ぶ
テーブルナイフは、刃の形状がふつうの平刃とギザギザの波刃の2種類が存在します。波刃の場合、繊維がある肉料理を切り分けるのに適していますが、お皿も同時に傷つける可能性が高いです。
そのため、レストランなどでは平刃タイプのテーブルナイフが採用されています。どちらか一方だけを購入する人なら、日常的に肉料理が多い人は波刃を選んでもいいでしょう。しかし、肉料理でもハンバーグなどやわらかい料理には平刃タイプでも構わないので、よく口にするものに合わせてください。
【4】食器の統一感がでるカトラリーセットもおすすめ
カトラリーにはナイフのほかにフォークやスプーンが存在。それらをセット商品として販売しているタイプなら、見た目の統一感が出せます。家庭でもカトラリーをそろえて雰囲気にこだわりたい人はセット商品にも注目してみましょう。
また、カトラリーセットを用意しておくと、お客様に料理を振る舞うときもすてきな食卓をコーディネートできます。現在使っているフォークやスプーンのブランドにテーブルナイフがあるかチェックするのもおすすめです。
【5】人気のブランドで選ぶ
テーブルナイフには、様々なブランドがあります。デザインや切れ味で選ぶことも大切ですが、お気に入りのメーカーで選ぶことも一つの手段です。簡単にご紹介します。
柳宗理(やなぎ そうり)
柳宗理は、日本で昔から多くの人に愛されている日本製のブランド。全ての商品がステンレス製で作られていますが、デザインにやさしさがあります。今もなおそのシンプルさでファンが多くいます。
Cutipol(クチポール)
クチポールは、ポルトガル生まれのおしゃれなカトラリーブランド。なだらかな曲線美に、華奢な柄、ほどよい重さが高級感を感じさせます。
ステンレスの先端とマットな柄のコントラストが印象的な「GOA(ゴア)」シリーズは、クチポールを代表する人気シリーズ。知名度も高く、ギフトにもおすすめのブランドです。
KAY BOJESEN(カイ・ボイスン)
デンマーク発のカトラリーブランド。アイテム数は28種で使いやすいデザインで家庭用からレストラン用まで幅広いアイテムが揃っています。仕上げには、『マット加工仕上げ』と『ミラー仕上げ』を施しています。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)