キヤノンMJ(マーケティングジャパン)は5月20日、オフィス複合機と連携するテレワーク環境構築の支援サービスを、本日より3カ月間無償提供することを発表した。

テレワークやモバイルワークにおいては、これまで紙文書で行っていた業務ワークフローや文書データの共有が企業の課題となっており、同社はオフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE(イメージランナー アドバンス)」を活用した紙文書のデータ化やクラウドストレージとの連携、受信したFAXの電子化など、テレワークを効率化するサービスを3か月間無償提供し、企業のセキュアなテレワーク環境の構築を支援する。

  • テレワーク環境構築の支援サービス

同サービスにより、複合機からスキャンした紙文書や、受信したファクス文書をクラウドストレージサービス「HOME type-S2(ホーム タイプエスツー)」にパソコンを経由することなくクラウド上に安全に格納することができる。外出先や自宅からでも、様々な文書へのアクセスが可能となり、場所に限定されない働き方の構築を支援する。

また、ドキュメントツール「imageWARE Desktop(イメージウェア デスクトップ)」を利用して、クラウドストレージサービス「HOME type-S2」に保存した文書の閲覧・編集・印刷を行うことができる。 複数のフォーマットの資料を1つに束ね、両面・製本・集約印刷等の印刷設定も含めて保存することもできるため、あらかじめ在宅勤務時などに会議配布用の事前準備を行うことで、オフィス出社時の業務効率化にも貢献する。

さらに、オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE」ではオフィス不在時のファクス受信時の電子化やファクス番号による各フォルダへの自動振り分けが可能で、普段利用されていない拠点へ出社した場合でも、クラウドサービスに印刷したい文書をメール送信することによって、近くの複合機から印刷することができる。訪問拠点ごとのプリンタードライバーの再設定が不要となりシームレスな印刷環境を提供するという。

無償期間は利用開始日より3カ月間で、申込み期間は2020年5月20日~6月30日。 サービス期間外の利用料金は、「imageWARE Desktop Version 4」が 28,000円(税別、1ライセンス)、「HOME type-S2」が月額料金3,000円(スターティングパック:5,000円)となっている。