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【この記事のエキスパート】
料理クリエイター、インスタグラマー:Ryogo

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掲載レシピ500種類以上。おうちパスタ専門レシピサイト「BINANPASTA」を運営。
「おいしいをもっと身近に」をコンセプトに、簡単でおいしく作れるパスタレシピを日々発信している。
レシピ開発や商品PR、執筆、SNS運用サポートなど幅広く活動。


源平時代に生まれたという「ゆべし」は歴史ある和菓子。上品な甘さでお茶うけのイメージがある人も多いでしょう。この記事では、料理研究家のアドバイスをもとに、ゆべしの選び方とおすすめ商品をご紹介。くるみゆべし、ごまゆべし、柚子ゆべしなどの美味しいゆべしをピックアップしています。

歴史をもつ日本の和菓子
ギフトにも人気のゆべしとは?

ゆべしは、800年以上もの歴史があり、古くから日本で親しまれています。源平時代にゆべしが生まれたといわれていますが、当時は菓子というよりは持ち歩きしやすい保存食でした。江戸時代になると徳川家にお菓子として献上されるようになったともいわれています。

現在では、日本各地でさまざまなゆべしが作られています。ゆべしは漢字で「柚餅子」と書きますが、必ずしも柚子(ゆず)を使うわけではありません。よく知られている「くるみゆべし」には、柚子は入っていません。そのほか、柚子を刻みこんだものや柚子に素材をつめこんだものなどがあり、ゆべしの種類は豊富です。

全国各地からお取り寄せして楽しめる!
美味しいゆべしの選び方

出典:Amazon

ゆべしは味の種類が多く、形状もさまざま。まずは、ゆべし選びのポイントをおさえておきましょう! 料理研究家のRyogoさんにもアドバイスをいただきましたので、ぜひ参考にしてお気に入りのゆべしをみつけてみてください。

味の種類で選ぶ

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まずは好みの味で選んでみるのがおすすめです。上品な味わいのものからお酒のつまみになるものなどいろいろ。甘党にも辛党にも口に合うゆべしがみつかりますよ。

定番の味! 「くるみ・ゴマ」ゆべし

はじめて食べる人にもおすすめなのが、くるみやゴマを使ったゆべしです。東北地方では柚子のかわりにくるみが広く使われています。もちもちとした食感とざっくりした歯ごたえのコラボレーションが楽しめますよ。醤油と砂糖を使用した餅生地と香ばしいくるみ・ゴマは風味の相性も抜群です。

甘さと醤油とくるみ・ゴマのバランスがよく、甘すぎるものが苦手な人もおいしく食べられます。日本茶・紅茶・コーヒーとどんな飲みものにも合うので、お茶うけにもおすすめです。

柑橘のさわやかな味わいの「柚子入り」ゆべし

名前のとおり柚子を使った柚子入りゆべしは、さわやかかつ上品な甘さが特徴です。柚子の産地である西日本や甲信越地方で多く作られています。こまかく刻んだ柚子を餅生地に練りこんだタイプが多いです。

柚子のなかをくりぬいて米粉や砂糖を入れて蒸し乾燥させたゆべしもあります。また、あんに柚子を入れたタイプも。いずれも柚子のほろ苦さと酸味に砂糖の甘みが加わり、上品な味わいです。暑い季節にもぴったりで、さわやかさを楽しめますよ。

あんこ好きな方は「あん入り」ゆべしを

甘いものやあんこが好きな人には、あん入りゆべしをおすすめします。小豆あんや黒みつのあんをくるんだゆべしは、お茶の時間にぴったりです。生地の風味に合わせてあんの甘さも整えられているので、和菓子の上品な甘みを楽しむことができます。

コーヒーや紅茶にももちろん合いますが、ぜひ緑茶や抹茶とともに味わってみてください。

地元の名産品や季節限定のゆべしも

ゆべしは全国各地で作られているので、各地方の名産品を取り入れたものもあります。また、季節限定のゆべしに出会える場合も。春には桜風味、初夏には抹茶味など四季折々の味が楽しめます。

オーソドックスなゆべしだけではなく、限定のゆべしもぜひお試しください。手土産や贈りものにもおすすめです。

お酒のおつまみにも! 珍味のゆべし

柚子の皮に具を詰めたゆべしは珍味としても知られています。柚子をくり抜き、味噌・醤油・くるみ・ゴマ・山椒などを入れ、蒸したあと半年ほど乾燥させて作ります。

薄く切って食べるのが一般的。そのままお酒のおつまみにするのもいいですし、チーズに添えると両方の味がいっそう引き立ちます。おひたしやサラダに刻んでそえるのもおしゃれです。もちろんお茶うけとしても楽しめるので、辛党の人にもおすすめです。

形状で選ぶ

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ゆべしには、三角や四角、丸や棒状、平べったいものなど、さまざまな形状のものが販売されています。個包装タイプもあれば切り分けるタイプもあり、シーンによって使いわけるのがおすすめです。

職場への土産や自分ひとりで毎日味わう場合は、一口サイズの個包装が適しています。親戚・知人への手土産や家族で食べる場合は、切りわける板状タイプでもいいですね。

ゆべしの有名店を紹介!

日本各地で作られているゆべしですが、地域ごとに銘店として知られる店舗もあります。有名店のゆべしは、ゆべし好きな方にはもちろん、はじめて食べる方にもおすすめです。

福島「かんのや」

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「かんのや」は福島の有名店です。代表作の「家伝ゆべし」はちょっと変わった形状をしています。三角のようなかたちで中央に小豆あんがくるまれています。もちもちとした生地はほんのり醤油の風味がただよい、どなたにも食べやすいです。

仙台「ひろせ」「甘仙堂」

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仙台の「ひろせ」は独特の美しい形状をした「笹ゆべし」が代表作。笹のかたちをしており、なかに黒蜜が包みこまれ上にくるみがのったゆべしです。生地には醤油と味噌が使用されています。

同じく仙台の「甘仙堂」のゆべしは四角いかたちをしており、素朴な味わいです。「くるみゆべし」のほか「ゴマゆべし」も定評があり、季節限定商品として「いちごゆべし」などもあります。

賞味期限も忘れずチェックしよう

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いろいろな種類があるゆべしですが、賞味期限も6日ほどの短いものから80日、1年など長めのものまで幅広いです。ゆべしは基本的には常温保存ですが、冷凍保存できるものもあります。なお、冷蔵庫に入れると餅の部分がかたくなるので避けるようにしましょう。

手土産や贈りものはもちろんですが、ご自宅で食べる場合も期限までに食べきれる商品を選ぶのがおすすめです。購入前には賞味期限と保存方法を確認しておくと、あわてずおいしく食べられます。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)