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【この記事のエキスパート】
料理ライター:横川 仁美
料理研究家(Nadiaアーティスト)。管理栄養士の資格を取得後、保健指導を中心に2500人以上にアドバイスを提供。現在はコラム執筆・監修、レシピ作成を中心に活動。特に家庭的な料理の考案に力を入れ、企業のブランドイメージやコンセプトに沿った料理を提案し、消費者に商品の価値を伝える役割を果たしている。
管理栄養士の横川仁美さんに取材をして、吸いのみの選び方、ガラス製や大容量タイプなどのおすすめ商品をうかがいました。寝たままの状態での水分補給には誤嚥(ごえん)のリスクがありますが、吸いのみを使えばむせにくく、介護を受ける方もらくに飲むことができます。
管理栄養士&料理ライターに取材
吸いのみの選び方
管理栄養士&料理ライターの横川仁美さんへの取材をもとに、吸いのみの選び方を教えてもらいました。目盛りやホルダーがついているか、吸い口を付け替えることができるかチェックすることが大切です。使いやすい吸いのみを選びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
容量を確認できる目盛りつきを選ぶ
高齢者への水分補給用に吸いのみを使うなら、目盛りつきを選びましょう。年を重ねて飲料を飲み込む力が低下すると、水分をすすんで摂らなくなるため、脱水症のリスクが高まります。そのため、介護の際には1日どのくらい水分を摂っているのか介護する側が把握するために、容量を確認できる目盛りつきの吸いのみが活躍します。
就寝中は汗をかくため、起床時に水分補給できるように吸いのみを枕もとに置いておきましょう。もし倒してしまっても、こぼれにくいので便利です。
飲ませやすさを重視するならホルダーつき
飲ませやすさを重視するなら、ホルダーつきの吸いのみを選びましょう。吸いのみはまるみを帯びたカップ状のものが多く、少し傾けるだけで飲めるようになっています。起きあがれない方へ飲ませる場合、どのくらい傾けたらいいのか角度の調節がむずかしいと感じる方もいるでしょう。ホルダーつきの吸いのみなら、角度の調節がしやすいため便利です。
また、吸いのみによっては、フタの空気穴を押さえて量を調節できるものもあります。商品の特徴をチェックしましょう。
使い方に合わせて吸い口を変えられるかチェック
吸いのみは使い方に合わせて吸い口を付け替えられる商品もあります。それぞれの特徴を知り、適している吸い口のタイプを選びましょう。
白湯用・重湯用で使い分ける
吸い口には白湯用・重湯用があります。白湯用は水やお茶、スープなどさらさらとしたものを飲むのに適しており、くわえやすいように平たい形状になっています。重湯用はおかゆや流動食など、つぶのあるものがスムーズに飲めるように吸い口の形状はまるく、少し大きめの作りが特徴です。
それぞれ専用の吸いのみもありますが、吸い口を付け替えることで2種類の使い方ができる商品もあります。食事の際にいくつかの吸いのみを用意して対応するのであれば不要かもしれませんが、頻度が低いなら数をもたなくていいので便利です。
ストロー型は子ども用にも便利
ストロータイプは体を起こさなくても飲めるため、病気療養時や小さな子どもの水分補給用にぴったりです。吸い口とは別にストローを挿して使用できるものや、ストローつきカップとして使用できるものなどタイプはさまざま。どのタイプを選ぶかは、使う人によっても使いやすさが変わってきます。
吸う力が低下していると誤嚥の不安もあるため、嚥下力が低下している方への使用は向いていません。一時的な看病や入院に便利でしょう。使わない期間はフタを外してプラコップとしても使えます。
洗いやすい形や素材を選ぶ
吸いのみは特徴のある形状をしています。お手入れを重視する場合、どのようなものを選べばいいのかポイントをご紹介します。
シンプルな形状なら洗いやすい
吸いのみには水だけではなく、お茶やジュース、またはおかゆやミキサー食などを入れて使用します。きれいに洗えるものを選ぶなら開口部に着目しましょう。
開口部が広ければ、スポンジなどを入れて内部を洗うことができますが、ノズル部分まで洗うのは結構たいへんです。商品によっては、ノズル専用の洗浄ブラシがついているものもあるのでチェックしておきましょう。
煮沸消毒ができると便利
吸いのみは食器と同じように使用するため、衛生面が気になる人は多いでしょう。洗いやすい形状にくわえて、煮沸消毒ができるかどうかもチェックしてください。
吸いのみの素材はさまざまあり、煮沸消毒をはじめ、電子レンジや食洗機などを使用できないものがあります。誤ったお手入れをしないためにもしっかりとチェックしておくことが大切です。
管理栄養士&料理ライターがアドバイス
用途にあった扱いやすい吸いのみを選びましょう
【エキスパートのコメント】
吸いのみには、水やお茶、ジュースだけでなく、ミキサー食やおかゆを入れることができるタイプのものもあります。
選ぶ際は用途にあった扱いやすく、清潔に使用できるものがよいでしょう。割れにくいポリカーボネイトを使った商品から食洗機対応のものもあるので、ご自身やご家族がふだん使いしやすいものを選べるとよいです。