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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。

予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。

幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。


自動車のタイヤ交換やメンテナンスなどのDIYにあると便利な油圧式ジャッキ。油圧の力で楽に車体を持ち上げられます。油圧式ジャッキがあれば、自宅でかんたんな車の整備が可能です。この記事では、DIYジャッキを選ぶ際のポイントとおすすめの商品を紹介します。

ジャッキとは

ジャッキは自動車のタイヤ交換などの際に、車体を持ち上げて支えるために使う道具です。DIY用に便利なのが油圧式ジャッキ。

車に標準装備されているパンタグラフジャッキはハンドルを回してジャッキアップするため時間がかかりたいへんですが、油圧式ジャッキは油圧を介することでらくに車体を持ち上げることができます。エアー式に比べるとパワーは劣りますが、手軽に使えて車のDIYにひとつは持っておきたいアイテムです。

DIY用ジャッキの選び方

それでは、DIY用ジャッキの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。

【1】ジャッキの種類と特徴
【2】低さ・高さ
【3】最大荷重
【4】本体の重量
【5】安全性

上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】ジャッキの種類と特徴をチェック

自動車のタイヤ交換やメンテナンスに使われるジャッキにはいくつか種類がありますが、DIY用に使うなら油圧式の「シザーズジャッキ」と「フロアジャッキ」が適しています。

それぞれの特徴をチェックして目的に合った使いやすいタイプを選びましょう。

シザーズジャッキ(油圧式パンタグラフジャッキ)

出典:Amazon

シザーズジャッキは、車載ジャッキとおなじようなひし形のコンパクトなジャッキです。油圧の力を利用することから「油圧式パンタグラフジャッキ」とも呼ばれます。レバーを上下させることで軽い力で車体を持ち上げることができます。

シザーズジャッキはコンパクトで軽いのが魅力で、らくに持ち運ぶことができます。収納ケースつきの商品も多いため、手でくるくる回す車載パンタグラフジャッキの代わりに車に載せておくのにもぴったり。

ただし、耐荷重量は低めなので、大型車に使うには不向きです。購入前に最大どれだけの重さを支えられるかをしっかりチェックしておく必要があります。

フロアジャッキ(ガレージジャッキ)

出典:Amazon

フロアジャッキは別名「ガレージジャッキ」とも呼ばれ、ガレージなどに保管して使うのが一般的です。シザーズジャッキよりも耐荷重量が高く、耐久性にもすぐれた大きめタイプで、大型のSUVやミニバンなども持ち上げることができます。

油圧の力を利用して、レバーを上下しながらジャッキアップするのはおなじですが、車の前、または後ろの2つのタイヤを同時に持ち上げることができ、より安定した作業が可能です。一般的に大型で重量もあるため車載には不向きですが、なかには車に積める比較的小型で軽量なタイプも売られています。

ポイント:ダブルピストン搭載ならより作業がスムーズ

出典:Amazon

より少ない労力でジャッキアップしたいなら、ダブルピストンを搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。少ない回数のレバー操作で車体を持ち上げることができ、スムーズに作業が進みます。

力のいる作業がつらいと感じるひとや、ジャッキを頻繁に使用する予定があるひとは、ダブルピストン搭載のものも検討してみるといいですよ!

【2】低さ・高さをチェック

出典:Amazon

DIYジャッキを選ぶときは、商品説明に表示されている「最低位」と「最高位」をきちんと確認する必要があります。どれだけ低床の車にまで対応できるかを判断する値が「最低位」。

DIYジャッキは車体の下に差し込んでから使うため、ジャッキの最低位より車高が低い車には使うことができません。とくにスポーツカーなどの車高の低い車に乗っている場合は、ローダウン車用のジャッキなど最低位の低いジャッキを選ぶ必要があります。

また、最高位とは持ち上げられる最高の高さのこと。タイヤがしっかり持ち上がらないと、作業がしずらいため、高く持ち上げられるほうが作業効率もアップしますよ。

【3】最大荷重をチェック

出典:Amazon

最大荷重とはDIYジャッキが持ち上げられる重さを表します。ジャッキでは車体全体を持ち上げるわけではないため、最大荷重と車両の重さはイコールではありませんが、どのくらいの重さの車に使えるかの目安になります。

車両の重量がわからないときは、自動車検査証を確認してからジャッキを購入するようにするといいでしょう。最大荷重は余裕をもって選ぶのがポイントです。たとえば、2tの車に使用するなら3tまで耐えられるのものを選ぶほうが安全性も作業効率もアップしますよ。

ただし、シザーズジャッキの場合は1輪ずつ持ち上げるため最大荷重が1t以下でも乗用車タイプなら充分カバーできるので安心してくださいね。

【4】本体の重量をチェック

出典:楽天市場

ジャッキのなかには本体重量が30kgを超えるものもあります。とくに車に載せたり持ち運んで使う場合は重量の軽いものを選ぶ必要があります。持ち運ばない場合でも使い勝手に影響してくるため、本体の重量も確認しておきましょう。

頑丈でリーズナブルな鉄製のものは、一般的にずっしりとした重量のものが多くなります。軽量で高性能なアルミ製のジャッキなどもあるので、重さが気になるひとは検討してみるといいですね。

【5】安全性をチェック

出典:Amazon

ジャッキ選びでは安全性の高さは譲れないポイントです。安価な輸入品のなかには、最大荷重が表示よりも低いものなど粗悪品もあるようなので注意しましょう。

性能をしっかり確認して安全に使えるものを選ぶようにするといいですね。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

時間も力もかからないものをチョイス

DIYジャッキは、重たいものを持ち上げて作業をする為の工具ですが、その本体の大きさや、持ち上げる方式などもさまざま。どんなものを持ち上げるのか、どんな用途で必要なのかに合わせて選択するといいでしょう。

持ち上げ可能最大重量はしっかりチェックしておきましょう。時間がかからず、あまり力のいらないタイプをおすすめします。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)