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【この記事のエキスパート】
フードコーディネーター:加治佐 由香里
日本フードコーディネーター協会常任理事。
2000年よりフードコーディネーターとしての仕事をスタート。
商品開発、レシピ開発、スタイリング・撮影、食イベントの企画運営、講演会講師、料理教室講師など、食に関する業務に広く携わり、「食の楽しさと大切さ」を伝えています。
新しいもの、便利なものを取り入れながら、古き良きもの、伝統的な食文化も重んじるのが私のスタイル。
ここでは、豊かなフードライフスタイルの実現に役立つ提案を行っていきたいと思っています。
お祝い事には欠かせない数の子ですが、味や種類もさまざまです。この記事では、通販で買えるおいしい数の子の選び方とおすすめ商品をご紹介します。通販サイトの最新人気ランキングのリンクもあるので、売れ筋や口コミとあわせてチェックしてみてください!
お正月おせちの定番!
数の子とは何の卵?
数の子とは、にしんの卵巣を乾燥させたり塩漬けにした食品のことをいいます。東北地方では、古くからにしんのことをを「カド」と呼んでいたことから、「カドの子」の発音がなまったことが由来とされています。ほかにもにしんの卵の数が多いことから「数の子」になったともいわれています。
お祝いごとにはかかせない食品で、おせち料理や結婚のお祝い料理に多く利用されている高級食材です。
通販のお取り寄せグルメで大人気!
数の子の選び方
食べ応えのよさと、パリパリとした歯応えがおいしい数の子。お祝いごとには欠かせない食材で、数の子が入っているだけで高級感がぐんと増します。ほどよいしょっぱさとプチプチ感が、年齢問わず好まれる食材ですね。
数の子は特別な食品なので、購入する機会が少ないという方も多いのではないでしょうか。ここからは、そんな数の子の失敗しない選び方についてご紹介いたします。こちらを参考に、おいしい数の子を手に入れてくださいね!
ギフト用か自宅用かで選ぶ
数の子を選ぶうえで、ギフト用なのか自宅用なのかは大切なポイントになります。最近は、ご挨拶や贈りものとしての商品も多く発売されていますね。
用途に合わせた容器・ラッピングの商品を選ぶようにしましょう。
ギフト用|高級感のあるパッケージがおすすめ
大切な人への贈りものとして数の子を選ぶ場合は、木箱や化粧箱入りの商品をおすすめします。もともと高級感のある数の子ですが、ギフト包装されている商品は、贈られた側もさらにうれしい気持ちになるでしょう。
商品によっては、のしをつけることができたり、お祝いのメッセージを添えることができるものもあります。自分でなかなか買う機会のない食品なので、贈られた側もきっと喜んでくれるはずです!
自宅用|小分け包装されているものがおすすめ
自宅用として数の子を購入される場合は、パッケージなどの外観より、品質と価格のバランスなど内容を重視するとよいでしょう。
一度に食べきれない場合や、長期間の保存を考えている場合は、真空パックや小分け包装された商品がおすすめ。ご自身の使い方をしっかり考えてから、選ぶことをおすすめします。
数の子の大きさで選ぶ
数の子にはひと腹の状態で作られた「一本羽」と、一本羽が折れた状態で出荷される「折れ子」があります。どちらのタイプかで値段や使い方、目的が異なりますが、品質や味に大きな違いはありません。
目的やシーンに合った大きさの数の子を選ぶことをおすすめします。
一本羽|見た目のよさと歯応えが特徴的
見た目が華やかな「一本羽」は、パリパリとした歯応えと食べ応えのよさが大きな魅力です。噛んだときの食感とボリューム満点の食べ応えは、なんともいえない幸せな気分にさせてくれます。
見た目の豪華さから、贈答品として贈られることも多いです。ギフト用として購入を検討されている場合は、一本羽の数の子を選ぶのがいいでしょう。
折れ子|リーズナブルで購入しやすい
製造過程で折れてしまった「折れ子」は、訳あり品としてリーズナブルに手に入れることができます。もともとは一本羽だったものが折れてしまっただけなので、味に大きな違いはありません。
一本羽と違い形にこだわらなくていいので、いろいろなレシピに活用することができるのもポイントです。家庭用にお手ごろな数の子を探している方は、折れ子の商品を探してみることをおすすめします。
数の子の産地で選ぶ
品質や安全性の面から、食材の産地へのこだわりが強い方も多くいらっしゃいます。国内産が安心なのはもちろんですが、最近の数の子は海外産も主流です。
国内産と海外産のポイントをまとめますので、予算と相談しながら選んでくださいね。
希少価値が高くより旨味のある「国産」
国内産の数の子は、海外産に比べると旨味が強く、粒にハリがあるのが特徴です。しっかりとした食べ応えと歯応えの強さは、やはり海外産の数の子にはマネできないおいしさ。
国内産数の子のほとんどは北海道産ですが、希少価値が非常に高いため、値段もかなり高価になってしまう傾向があります。どうしても国内産がいいという場合は、訳あり品や折れ子を選ぶなどして、お手ごろな商品を探すのもひとつの方法です。
安価で購入できる「海外産」
産地にこだわりがないのであれば、リーズナブルに購入できる海外産をおすすめします。海外産にはおもに、カナダ・アラスカ・ロシア・アメリカ産の商品があり、なかでも日本産のおいしさに近いのは、カナダ産とアラスカ産の商品です。
海外産の数の子は、日本産に比べると歯応えや風味が少し劣ることが多いです。大きく味が劣るわけではないですが、気になる方は酢の物やあえ物など料理の一食材として、数の子を取り入れて使うことをおすすめします。
数の子の味で選ぶ
数の子は本来塩漬けにされているものなので、水につけて塩抜きをする必要があります。しかし、最近では塩抜き不要の味つけ数の子が多く出まわるようになりました。
味つけ数の子は最初から味がついているので、手間なく食べられるのが大きな魅力です。味の種類もいくつかあるので、好みに合わせて選んでくださいね。
濃い味が好きなら「醤油漬け」
しっかりとした味つけがお好きな方には、醤油漬けの味つけ数の子がおすすめです。単品でもしっかりと味が付いているので、お酒のつまみやご飯のお供としてもぴったり。
商品によっては、黒醤油と白醤油で2種類の味を楽しめるものもあります。漬けた醤油によって数の子の風味も大きく変わるので、いろいろな醤油漬け数の子を食べ比べるのもいいですね。
薄味が好きなら「昆布だし」や「かつおだし」
薄味が好きな方には、昆布だしやかつおだしであっさりと味つけされた商品をおすすめします。優しい味わいなので、おせち料理やお寿司のネタとしてもぴったり。
また、数の子を使って松前漬けやパスタなどを作られる方にも、こうした薄味の商品が使いやすいです。料理の幅がぐんと広がりそうで、うれしいですね。
北海道の郷土料理「松前漬け」
松前漬は、北海道の郷土料理で乾燥させた「イカ」と「昆布」を細切りにし、醤油、酒、みりん、砂糖などで漬け込んだ保存食です。味がしっかりしみて美味しいので、ご飯のおかずやおつまみにぴったりです!
フードコーディネーターからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
おせち料理の定番、数の子は縁起物として欠かせません。数の子はニシンの卵であることから、子孫繁栄の象徴として新年の食卓に利用されます。
高級イメージの数の子ですが、最近ではおつまみやホームパーティの食材としても注目されていますよ。
選ぶ際は、用途により使い分けるのがポイント。ギフト用なら一級品、自宅用ならお得な訳あり品や、便利な塩抜き、味つけ済みの商品がおすすめです。メニューバリエーションも広がります。