エイチームフィナジーはこのほど、「独身者の住宅購入に関しての意識調査」を明らかにした。同調査は3月5日~9日、30代~50代の独身男女819名を対象にインターネットで実施したもの。
現在、住宅の購入を検討しているか尋ねたところ、15.6%が「すでに住宅を購入している」、4.3%が「具体的に購入を検討している」、17.0%が「まだ具体的に検討していないが、いずれ検討したいと思っている」と回答した。合わせると、36.9%が住宅購入に関して積極的であることがわかった。
住宅購入の意欲を性別・年齢別に見ると、「すでに住宅を購入している」と答えた割合が最も多かったのは50代後半の女性(35.7%)だった。「すでに住宅を購入している」「具体的に購入を検討している」「まだ具体的に検討していないが、いずれ検討したいと思っている」をあわせた割合が最も多かったのは50代後半の男性で、45.7%と半数近くにのぼった。
購入に積極的な人に購入したい住宅について聞くと、51.4%が「一戸建て」、42.2%が「マンション」と答えた。
住宅購入に関心を持ったきっかけを尋ねると、最も多い回答は「賃貸の家賃を払い続けるのがもったいないから」(27.3%)だった。次いで、「老後のため」(21.6%)、「マイホーム購入の夢がある」(15.2%)となっている。
現在の住居について聞くと、「実家」(52.0%)が最も多く、「一人暮らし(賃貸)」(28.8%)、「一人暮らし(持ち家)」(11.0%)が続いた。
住宅購入を検討していない人に理由を尋ねたところ、最も多い回答は「住宅ローンを払いたくないから」(43.6%)だった。次いで「自由に住む場所を選ぶことができるから」(26.7%)となっている。