舞台「時空警察SIG-RAIDER シグレイダー ~刻醒(エヴェイユ)~」が2月29日から3月8日にかけて上演された。2月27日には同作のゲネプロが都内で行われ、主要キャストの篠崎こころ(ヘーゼル役)、鷲見友美ジェナ(ミサ役)、朝倉ふゆな(ジウ役)、石塚汐花(シータ役)、須藤茉麻(カロン役)の5名が意気込みを語った

  • 時空警察SIG-RAIDER シグレイダー ~刻醒(エヴェイユ)~

――舞台への意気込みについて教えてください。 篠崎こころ:舞台演技もアクションも初めてですごくドキドキしているんですけど、みなさんに良いものを観てもらえるように頑張ります。

鷲見友美ジェナ:普段はグループでヒーローを応援しているのですが、自分がヒーローとなって変身できることが嬉しいです。

朝倉ふゆな:時空警察シリーズ20周年という節目の年に舞台を上演できることが嬉しいです。千秋楽まで誰一人欠けること無く頑張っていきます。

石塚汐花:AIロボットという役柄なんですが、場面ごとに気持ちがどんどん変化していく部分にも注目してほしいなと思います。

須藤茉麻:時空警察シリーズでは初めて、悪役のプロミネンスというチームが初出演します。時空警察たちをかき乱していきたいと思います。

――舞台の見どころについてもお窺いしたいです。

篠崎こころ:みんなで頑張ったアクションを観てほしいなと思います。剣や銃を使った個性的なアクションが光るステージになっています。

鷲見友美ジェナ:時空警察は時間がテーマということで、それぞれの時間が複雑に絡み合っているので、色々な視点から観て考えてストーリーを楽しんでいただけたらと思います。

朝倉ふゆな:アクションがカッコよくて、観ている人もドキドキしながら楽しんでいただけると思う。出てくる女の子それぞれにストーリーを持っていて、みんなで時空警察という一つの物語を紡いでいく姿が素敵なので注目してほしいです。

石塚汐花:カワイイ女の子たちが一生懸命に戦って、ぶつかっていくところが見どころだなと思います。

須藤茉麻:この大きなステージで暴れているので一つの作品を創るところを観ていほしいなと思います。

――演じる上で工夫したポイントをそれぞれ教えて下さい。 篠崎こころ:私の中の解釈では、ヘーゼルはクールなキャラクターだと思っているので、クールに演じました。今回は初舞台ということもあって、お腹から声を出すことも意識しています。

鷲見友美ジェナ:私が演じるミサは、普段はわんぱくな少女なんですが、戦闘能力がすごく高いということで、戦う場面だけ動きも激しく演じさせていただきました

朝倉ふゆな:ジウは勉強もできる完璧なキャラクターです。常に何かを考えながら行動していることが多いので、劇中でも意識して演技しています。それと物語の舞台になっている、聖サンジェルマン学院の生徒の子たちと沢山絡んでいくんですけど、その過程でジウちゃんがどんな風に成長して揺らいでいくのかも意識しました。

石塚汐花:シータはロボットなので感情がないんですけど、人と接していくうちにロボットはどこで感情が芽生えるのかを意識しました

須藤茉麻:時空警察はヒーローが出てくるので、私が演じる悪役がいかにお客様に嫌われるかを考えました。でも、嫌われるだけではなく最終的にカロンがなぜ悪役なのかという理由も明かされるので、最後まで観ていただいて悪役チームも愛していただけたらいいなと思いました。

――共演者同士でのエピソードはありますか?

篠崎:須藤さんは悪役でみんなを苦しめる役どころなんですけど、楽屋ではみんなが打ち解けられるように冗談を言ってくださいます。

鷲見友美ジェナ:ジウ役の朝倉さんが座長をしてくれているんですけど、ジウにぴったりなぐらい稽古もしっかり進めてくださったり、一人ひとりの演技を見てアドバイスをしたり、ケアをしたりしていて、座長で本当によかったなと思います。

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