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【この記事のエキスパート】
温活料理研究家/管理栄養士:渡辺 愛理
大学卒業後、病院・介護老人保険施設での勤務を経て、フリーランス管理栄養士となる。
自身が冷え性に長年悩んできた経験から、冷え性に悩む方への食事カウンセリングや料理教室講師をメインに、その他レシピ開発やコラム執筆、栄養士さん向けWebライター講座を行っている。
この記事では、寿司桶の選び方とおすすめ商品をご紹介します。ちらし寿司や手巻き寿司パーティーも盛り上がる、おしゃれな寿司桶を木製・プラスチック製と素材別に厳選。便利な蓋付きや高級漆器、一人用サイズもあります! 使い方や洗い方も解説しています。
寿司桶を使う魅力
天然の木材は水分調整を独自でしてくれる特徴をもっているため酢飯の水分も適切な状態になります。多少水分が多すぎても寿司桶のなかで次第に調整されていき程よい硬さの酢飯に仕上がります。
またお酢のツンとした香りも木材の香りで和らげてくれる効果もあります。ボウルなどで作るよりも格段においしい酢飯ができますよ。
酢飯づくり以外にも、鍋の具材入れにしたり、料理の盛り付けに使ったり、そうめんをいれたりすることもできます。
ポイントをチェック!
寿司桶の選び方
管理栄養士の渡辺愛理さんに取材をして、寿司桶の選び方のポイントを教えていただきました。ポイントは下記のとおり!
【1】用途に合わせて選ぶ
【2】素材から選ぶ
【3】耐久性もチェック!
【4】寿司桶のサイズで選ぶ
【5】寿司桶の素材に合ったタガ選びも重要
それぞれ解説しているのでぜひ、寿司桶選びの参考にしてくださいね。
【1】用途に合わせて選ぶ
寿司桶は、用途に合わせて選ぶことがポイント。簡単に解説していきます!
お寿司をつくる場合は「漆塗りなしの寿司桶」を
お寿司をつくるために寿司桶がほしいなら、木製の寿司桶で表面を塗り加工していないものを選ぶとよいでしょう。
木製の塗り加工がない寿司桶の場合、炊き立てのご飯とお酢を混ぜる工程でご飯に含まれている余分な水分を吸収してくれます。ちょうどよい酢飯が作れるようになり、調理器具の容器としての機能をじゅうぶんに果たしてくれます。
【エキスパートのコメント】
寿司桶は、寿司飯をつくるために使うのであれば、塗り加工がされていないものを選ぶのがオススメです。
塗り加工がしていないものは、寿司飯にするご飯の水分を寿司桶が吸ってくれるため、ご飯が水っぽくなるのを防げます。
美しく盛り付けたい場合は「漆塗りの寿司桶」を
寿司桶を、美しい盛り付けのために使いたい場合は、塗りの寿司桶を使うほうがよいでしょう。塗りの桶なら、でき上がったちらし寿司などの料理の水分を奪い取ることがありません。
塗りのデザインが料理を引き立てて、SNSに上げるための写真もとてもきれいにとれるでしょう。
【2】素材から選ぶ
寿司桶の素材によって、特徴がそれぞれ異なります。湿気やカビに強い木の素材などもありますので、くわしく解説していきます!
木製の「サワラ材」
寿司桶に向いている素材は、サワラで、スギ、モミ、ヒノキなどの素材のように強い香りがなく、酢飯をつくるときにぴったりです。サワラは香りが移りにくい木材でもあるので酢飯や料理などの盛り付けするときにも安心して使えます。
「プラスチック樹脂製」
寿司桶は木製だけではありません。最近は寿司を盛ったりするようにおしゃれでかわいいプラスチック製の寿司桶もたくさん販売されています。
酢飯の味は木製の寿司桶で作ったほうがおいしいですが、見た目にこだわる方にはプラスチック樹脂性も十分楽しめますよ。
【3】耐久性もチェック!
年輪の木目が平行な線を描いている柾目材(まさめざい)は、ちょうどよい水分の吸収をしてくれるだけでなく、反りや収縮が少ない部材なので、寿司桶としての耐久性が高くなります。
また、赤身と呼ばれる部材を使った寿司桶も高い価値を持ち、すぐれた耐水性と耐久性を発揮してくれます。
【4】寿司桶のサイズで選ぶ
人数に合わせて寿司桶を選ぶことも大切です。最適なサイズを選びましょう。
大人数の場合は直径40cm以上のものを
大人数でちらし寿司パーティーをするなら、1升のご飯を入れられる直径40センチ以上のものを使うようにしましょう。
食卓に実際に寿司桶を出すなら、ぴったりサイズがちょうどよいですが、調理のときだけ寿司桶を使うというシチュエーションなら、ちょっと大きめサイズのものが使いやすくなります。
家族4人程度なら30cm程度のもので十分
家族で4号程度のご飯を使うなら30センチ程度の寿司桶を、少人数で食べるときなどは、ふたり用の3合サイズの寿司桶がぴったりサイズとなることでしょう。
【5】寿司桶の素材に合ったタガ選びも重要
寿司桶の板の周囲を止めるタガの部分も、寿司桶の素材によって選び方が異なります。どういう違いがあるのでしょうか。
「金属製のタガ」は耐久性がある
寿司桶の素材が収縮する可能性のないものであるのなら、タガの素材は、耐久性にすぐれた金属製のものにするとよいでしょう。
金属のタガは、収縮に合わせてフィットしませんから、タガが外れてしまうという可能性があります。収縮や反りなどの変形の可能性が低いのは、柾目材や赤身などの高級な部位を使用している寿司桶です。
「樹脂素材のタガ」は外れにくい
寿司桶本体の素材が、収縮してしまう可能性があるなら、タガの素材をポリプロピレンなどの樹脂でできたものを選ぶようにしましょう。
樹脂でできたタガなら、寿司桶本体が収縮しはじめたときに、多少程度は収縮に合わせてフィットしてくれます。
収縮してしまう素材の寿司桶は、低コストで市販されていますから、安く買えるメリットをいかすために、収縮に対応したタガの素材を使っているかをチェックすることが大切です。
タガが外れるのが心配なら「タガなしの寿司桶」を
タガが外れてしまう心配をしたくないなら、タガを使っていない寿司桶を選択肢に入れてみましょう。
削りだしでつくられている寿司桶は、板を止める必要がないため、タガを使っていません。木のぬくもりが感じられるとてもおしゃれなアイテムですので、SNSに上げたいときにも映えるでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)