◆本記事はプロモーションが含まれています。

【この記事のエキスパート】
DIYアドバイザー/インテリアコーディネーター:嶋﨑 都志子

DIYアドバイザー/インテリアコーディネーター:嶋﨑 都志子

住宅メーカー、インテリアショップ等の勤務経験を活かし、雑誌・テレビのDIY企画の監修や店舗内装デザイン、展示会のディスプレイ、WEBサイトのライターなどを行っている。DIYユニットTANOKのメンバーとしてイベントの企画・運営も担当。

インテリアとDIYのチカラで、住まいを心地よく、暮らしを楽しくするアドバイスをモットーにしている。

NHK総合テレビ「あさイチ」「ごごナマ」、TBSテレビ「メイドインジャパン」などに出演。著書に「初めてでも自分でできる 住まいの修繕とメンテナンス(成美堂出版)」など。


外からの熱を遮る効果のあるすだれ。日差しの強い夏にエアコンと併用することで省エネ効果も。本記事では、すだれの選び方とおすすめ商品を紹介。室内用・屋外用はもちろん、おしゃれで使いやすい商品や、耐久性・断熱性が高いとされるアルミ配合の商品など厳選しました。ユーザーの口コミも要チェック!

すだれの効果とは?

効果1:部屋が涼しくなる

すだれは日を遮りながらも風通しがよく、部屋が涼しくなるというメリットがあります。窓のそとに吊るしたすだれと窓の間を風が通り抜けるため、風通しが抜群です。すだれを使用すると、心地よい自然の風で暑さを和らげることができます。

効果2:節電効果につながる

すだれは外からの日差しを防ぐため、節電効果やUVカット効果が期待できます。すだれを使って日よけをすれば外から伝わってくる熱気がさえぎられ、冷房効率が上がります。その結果、節電につながり電気代を抑えられるでしょう。

すだれの選び方

まずは、どのようにすだれを選べばいいのかをご紹介していきます。ポイントは以下です。

【1】設置場所
【2】窓のサイズ
【3】すだれの素材
【4】目の粗さ
【5】巻き上げ機能

それぞれ詳しくみていきましょう。

【1】設置場所をチェック

一般的にすだれは窓の外に掛けて使用することが多いですが、住宅事情によって室内側に掛ける場合も多くあります。設置する場所によって、より効果的なすだれを選びましょう。

屋外に掛ける場合は遮熱性の高いものを

出典:Amazon

直射日光が当たる窓には、すだれを外側に掛けることで窓ガラスに直接熱が伝わらず、遮熱性が高くなります。

定番の天津すだれでもじゅうぶんですが、アルミ加工など耐久性や断熱性が高いものならばさらにアップします。ただし、強風の日などは飛ばされて近所迷惑にならないように取り外しておきましょう。

室内に掛ける場合はおしゃれなものを

出典:楽天市場

窓の内側に掛ける場合は、インテリアとの調和も考えてデザインやカラーを選ぶとよいでしょう。窓枠内に取り付けてカーテンと併用することで遮熱効果が高くなります。

【2】窓のサイズをチェック

すだれ選びで重要なポイントは横幅です。すだれの幅はあとから調整することはできないので、購入前に必ず窓のサイズを確認しましょう。窓に対してすだれの幅が狭いと、遮熱効果・遮光効果が不十分になってしまいます。また、窓のうち側に掛ける場合は、すだれの幅が広すぎてもインテリアとしての見栄えが悪くなってしまうため注意が必要です。

長さは、少し長めのものを選べば調節ができます。注意点として、長さを測るときは、窓の一番うえからではなく、すだれを取りつける位置からにしましょう。

一般的な窓ガラスに使う場合は88cm幅

出典:Amazon

販売されているすだれは、一般的な窓ガラスのサイズにあわせた幅(88cm幅)の商品がほとんどです。

窓ガラスを左右にスライドさせる引き違い窓の場合、窓ガラス2枚分で169cm幅が標準サイズとなっています。引き違い窓に使用する場合は、すだれを2枚用意して並べて設置しましょう。

特殊サイズの窓ガラスに使う場合は100cm以上の幅

出典:Amazon

幅の広い特殊なサイズの窓ガラスに使用する場合は、100cm以上の幅のすだれを選んでください。引き違い窓と同じようにすだれを並べて設置することも可能です。

すだれを並べる際に注意したいポイントは、すだれの間は2cmあけること。すだれの隙間が狭いと開け閉めしにくいだけではなく、風が吹くとすだれ同士がぶつかってしまいます。窓ガラスにぴったりのサイズを選びたい方、オーダーメイドをする方はすだれの隙間も意識するといいでしょう。

【3】すだれの素材をチェック

すだれの素材は、昔ながらの天然素材のヨシ・竹以外にも、アルミやプラスチックなどがあります。それぞれ素材によって特徴があるので、希望する機能にあわせて選びましょう。

どんな窓にも使える万能型の「ヨシ」

出典:Amazon

すだれによく使われる万能型の素材が「ヨシ」。「天津すだれ」とも呼ばれる、街なかでもよく目にする昔ながらの定番のすだれです。安価で手に入れやすく、手軽に使うことができます。また、バリエーションも豊富で、窓に合ったサイズを選びやすいです。

ただし、耐久性が低いというデメリットがあり、購入後1~2年ほどで交換する必要があります。また、虫がつくこともあるので、いぶし焼加工など防虫加工がされた商品がおすすめです。

誰かに見られる場所に使うなら高級派の「竹」

出典:Amazon

窓のうち側に掛けるなど、人目につく場所に設置する場合や、インテリアとしてこだわりたい場合には、「竹」をおすすめします。

清涼感のあるビジュアルで、高級感も抜群です。ヨシ製のすだれと比べると高価な商品が多いですが、耐久性が高いので長く使用することができます。

室内温度が上がりやすい場所には「アルミ」

出典:Amazon

キッチンなど、温度が上がりやすい場所に設置するなら「アルミ」がおすすめです。アルミが光を反射するため、遮熱性・遮光性が高いのが特徴。耐久性もあり色あせることもありません。また、天然素材の弱点である虫のつきやすさも気になりません。

デメリットとしては、天然素材のすだれと比べるとおもむきがなくなってしまいます。また、日光の反射によって、通行人がまぶしく感じてしまう可能性もあるので、設置場所には気を付けた方がいいでしょう。

室内で使いたい場合は「プラスチック」

出典:Amazon

室内に設置するなら、手入れがしやすくインテリア性が高いPVC(ポリ塩化ビニル)・PP(ポリプロピレン)樹脂製の「プラスチック」がおすすめです。竹などの天然素材のような見た目の商品から、色づけされていて洋風インテリアになじみやすい商品まであります。

天然素材と比較して耐久性もあり、長持ちします。汚れがつきにくく、汚れても拭き掃除や水洗いもでき、メンテナンスも容易です。また、アルミ製と同じく、虫がつく心配もありません。

【4】すだれの目の粗さをチェック

出典:Amazon

同じように見えるすだれですが、目の細かいものや粗いものなど、目の粗さは商品によって異なります。目が細かいものは遮光性が高いですが、通気性が低くなります。反対に、目が粗いものは通気性が高いものの遮光性が低く、場合によっては外から中の様子が見えてしまうことも。

遮光性と通気性のどちらを重視するのか、バランスを考えて目の粗さもチェックしてみましょう。

【5】巻き上げ機能があるかチェック

出典:楽天市場

すだれを使わないときに巻き上げられるよう、巻き上げ機能つきのものを選ぶと便利です。窓だけではなく、押入れ・棚の目隠しや間仕切りとしても使えます。

紐を引くだけでかんたんに上げ下げができるので、来客時にサッとおろして目隠しすることも、雲が出てきて暗くなったときにサッと上げて部屋に明かりを取り込むことも可能です。巻き上げ機能がついていないすだれでも、別売りの巻き上げ器を後から取りつけることができます。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)