
◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
医療ライター・編集者:宮座 美帆
臨床工学技士国家資格保有。大学病院勤務後、ライターへ転身。現在は『kakotto.』を立ち上げ、医療・バイオ・ヘルスケア分野を中心に紙・WEB問わず執筆編集に携わっています。「難しい話を分かりやすく」をモットーに、心をじんわり温めるような記事作成をお届け。当サイトでは健康にかかわるグッズや医療機器などを紹介し、皆さまの健康増進のお手伝いを致します。
お手拭きや掃除に便利な除菌ウエットティッシュ。この記事では、除菌ウエットティッシュの選び方と、エリエール、シルコット、スコッティなどの人気おすすめ商品をご紹介します。やわらかい厚手シート、水に流せるタイプなど、さまざまな商品を厳選しました。
「消毒」や「殺菌」との違いは?
「除菌」とは?
「除菌」や「消毒」、「殺菌」という言葉をよく耳にしますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
●除菌・・・菌を減らすこと
物体や液体、空間の菌やウイルスを取り除いて、数を減らす」ことを意味します。必ずしも菌やウイルスを殺さなくてもよく、取り除いて数を減らせば「除菌」したことになります。広い範囲で解釈すれば、単純に手を水で洗うことも「除菌」となります。
また、菌やウイルスをどれだけ減らしたらよいのかという、数や程度に決まりがあるわけではありません。洗剤や漂白剤、ウエットティッシュなどといった日用雑貨品の表示に使われています。
●殺菌・・・菌を殺すこと
「菌やウイルスを殺す、死滅させる」ことを意味します。何をどの程度殺すかの定義はないので、極端なことをいえば10%の菌を殺し、残り90%が生きていても「殺菌」といえます。
●消毒・・・病原性微生物を、害の無い程度まで減らしたり、感染力を失わせたりして、毒性を無力化させること
「殺菌」と「消毒」の表示は、薬機法という法律にもとづき、医薬品、医薬部外品のみに使用可能です。市販の洗剤や漂白剤、ウエットティッシュなどの日用雑貨品が「殺菌」効果をアピールすることは(たとえ殺菌に等しい効果をもっていたとしても)法律上、許されていません。
タイプやアルコールの有無、コスパもチェック!
除菌ウエットティッシュの選び方
まずは、除菌ウエットティッシュを選ぶポイントをおさえておきましょう!ポイントは以下のとおりです。
【1】タイプ
【2】アルコールの有無
【3】配合成分
【4】1枚あたりのコスパ
上記のポイントをおさえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。医療ライターの宮座美帆さんからアドバイスもいただいたので、ぜひチェックしてくださいね。
【1】使用シーンに合わせてタイプを選ぶ
除菌への関心が高い人なら、いつも手元においておきたい除菌ウエットティッシュ。タイプは大きく分けて「詰め替えタイプ」「携帯タイプ」の2種類あります。どこで使うことが多いのかを考えて選びましょう。
オフィスや自宅での使用に便利な「詰め替えタイプ」
自宅やオフィスで汚れをふきとりたいなら、容量たっぷりの「詰め替え用」を選ぶと便利です。手や口まわりをふくだけでなく、ふき掃除にも使うなら、本体と詰め替え用もそろえておきたいですね。
本体ケースは、インテリアにマッチするデザインも登場しています。好みのデザインを選んで、使いやすいように部屋の定位置にセットしておきましょう。
外出先で手軽に除菌をするなら「携帯タイプ」
不特定多数の人が利用するスーパーマーケットのカートや手すり、つり革やエレベーターのボタンなどを触ったあとは、手を清潔にしたいもの。携帯用の除菌ウエットティッシュなら、バッグに入れておけば外出先で気軽に除菌できます。
携帯できる大判タイプも販売されていますよ。パッケージのサイズや入り枚数を確認して、持ち歩きできると思うものを選びましょう。
【2】アルコールの有無で選ぶ
除菌ウエットティッシュには、大きく分けて「アルコールタイプ」「ノンアルコールタイプ」の2種類あります。用途に応じて選ぶことが大切ですよ。
身のまわりのものに使うなら「アルコールタイプ」
オフィスのテーブルや手すりなど、身のまわりのものを除菌したいなら「アルコールタイプ」を選びましょう。不特定多数の人が触れるアイテムはもちろんですが、忘れてはいけないのは、基本的に自分だけが使用するスマホやハンドバッグです。
ハンドバッグをふく場合、念のため、除菌ウエットティッシュを使用できる素材であることを忘れずに確認しましょう。
口もとや指先には低刺激の「ノンアルコールタイプ」
アルコールタイプはニオイや刺激が強すぎて、口もとや指先には使う気になれないもの。身のまわりのものだけでなく肌にも使用するなら、「ノンアルコールタイプ」を選びましょう。
敏感肌で除菌ウエットティッシュの使用が心配なら、弱酸性のものも発売されています。「ノンアルコールタイプ」のなかでも、肌に近い弱酸性をうたっているものだと、より安心ですね。
【3】配合成分にも注目!
除菌ウエットティッシュに配合されている成分には、さまざまなものがあります。使う目的に応じて選ぶことが大切です。
高い除菌効果を求めるなら「アルコールタオル」
アルコールタイプの除菌ウエットティッシュには、水(精製水)のほかにエタノールなどのアルコール成分や防腐剤などが多く配合されています。ウイルスや菌が気になる方は、できれば除菌効果の高いものを選びたいですよね。
高い除菌効果を求める場合は、「アルコールタオル」や成分表でエタノールなどのアルコール成分が最初に記載されている、アルコール濃度の高いものを選ぶとよいでしょう。
肌が弱い方や赤ちゃんには刺激の少ないものを
とくに赤ちゃんや子どもが触れるものを除菌、また顔や手についた汚れをキレイにしてあげたいですよね。そんなときは、なるべく肌にやさしいノンアルコールのものや、香料やパラベンなどの添加物を使用していないものを選ぶとよいでしょう。
赤ちゃんや子どもだけでなく、敏感肌などで肌が弱い方が使う際も、水に近い純水を使用した商品を選ぶと安心です。
【4】1枚あたりのコスパも確認しよう
一度購入すると、便利さと安心感から続けて購入したくなる除菌ウエットティッシュ。頻繁(ひんぱん)に使うなら、1枚あたりのコストを意識してみましょう。
詰め替え用の1枚あたりのコストを比較しよう
詰め替えタイプの場合、最初の購入は除菌ウエットティッシュ込みの本体ケースです。部屋のインテリアに邪魔にならないデザインなど、気に入った本体ケースを見つけたら、詰め替え用の1枚あたりの価格をチェック。
迷っているほかの除菌ウエットティッシュ詰め替え用の価格や機能と比較して、自分にとって使い続けられそうな商品を選ぶといいですよ。
携帯用は、気軽な除菌と徹底除菌で使い分けよう
除菌ウエットティッシュの携帯用は、たくさんふける大判サイズの場合、本体ケースが大きめになります。持ち歩く場合は、バッグにうまく入るサイズかよく確認しましょう。
高濃度アルコールと特殊な成分を組み合わせたものは、除菌力が高いので値段は高め。定期的な身のまわり品の除菌にぴったりです。
アルコールタイプには、リーズナブルな価格で気軽に購入できるものもあり、ドアノブや手すり、ショッピングカートの除菌に便利に使えます。
使用用途や使用部位、誰に使うかを事前に確認!
【エキスパートのコメント】
除菌ウエットティッシュといえど、パッケージの大きさやアルコール含有の有無など、その種類は豊富です。まずは用途や使用部位などを確認して自分に合ったものを選びましょう。
また、除菌ウエットティッシュの使用で、すべての菌を除去できるわけではありません。あくまでも汚れを落とす目的として使用しましょう。