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【この記事のエキスパート】
家事ライター&編集者/暮らしのチームクレア:藤原 寿子
編集プロダクション有限会社クレア代表であり、快適で楽しい家事、ストレスレスなライフスタイルを追求するライターチーム「クレア」の代表。
料理、掃除、洗濯、収納、修繕のほか、育児、お付合い、家計管理から家庭の防災、家電情報まで。生活に役立つ幅広い分野の情報を収集研究しています。
チームクレアでの編集・制作書に『ラクラク楽しい 家事の基本大事典』(2012年版/成美堂出版)ほか。
白スニーカーの黄ばみや汚れを落として元の美しさを取り戻しましょう! この記事では、スニーカー洗剤の選び方とおすすめの商品をユーザー、エキスパート、編集部からそれぞれ厳選して紹介。子供靴の頑固な汚れ向きの商品も。チャート図に基づいたタイプ別診断も試してみてくださいね。
靴の素材や洗剤のタイプなど
スニーカー洗剤の選び方
家事ライターの藤原寿子さんに、スニーカー洗剤を選ぶときのポイントを教えてもらいました。ポイントは下記。
【1】素材に合わせて洗剤を選ぶ
【2】スニーカー洗剤の種類
【3】靴の状態に合った配合成分
【4】肌への優しさ
【5】はじめてでも安心なセット商品
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】アッパーの素材に合わせて洗剤を選ぶ
【エキスパートのコメント】
スムースレザー、合成皮革、キャンバス、エナメル、スエード、ナイロンやポリエステルのメッシュなどなど、スニーカーのアッパーにはいろいろな素材が使われています。
異なる素材のスニーカーを何足かまとめてきれいにしたいときや、異素材を組み合わせたアッパーのスニーカーを洗いたい場合は、布から天然皮革まで洗えるオールマイティな洗剤がおすすめです。
エナメルは、防水スプレーが使えないうえ水に弱いので、専用のクリーナーを使用しましょう。白い革専用クリーナーは使える場面が限られますが、それだけの効果は期待できます。デザイン性が高いスニーカーのなかにはクリーニングできない特殊な素材を使っているものもあるので注意が必要です。
【2】スニーカー洗剤の種類で選ぶ
スニーカー洗剤は、洗浄力の強さや手軽さの異なるいくつかのタイプがあります。それぞれご紹介します。
綿や麻素材|水洗いタイプ
【エキスパートのコメント】
足は汗をたくさんかきますし、足元はホコリから泥水まで常に汚れにさらされています。「どうしても水で洗ってすっきりしたい!」ということもあるでしょう。そんなときは水を使って洗うタイプの洗剤を選びましょう。
ただし、水溶性の接着剤を使用しているスニーカーは、水に濡れると黄色いシミになることがあるので注意が必要です。
上履きや運動靴のガンコな汚れ|つけ置きタイプ
粉末や液状の洗剤を水に溶かしてスニーカーをつけ置きして洗うタイプもあります。スニーカーのすみずみまで洗剤が浸透するので、手洗い用ブラシでは届かないところまでしっかり洗えます。
靴のニオイが気になる方には、殺菌・抗菌成分が含まれたつけ置きタイプの洗剤がおすすめ。
仕事や家事をしながらでもスニーカーをつけておけばいいので忙しい方には便利ですよ。ただし、素材が傷んでしまう可能性があるので、長時間つけたまま放置しないように注意が必要です。
サッと済ませたいポイント洗い|拭き取りタイプ(泡・クリームなど)
【エキスパートのコメント】
泡やクリームのクリーナーは、基本的にふき取って仕上げます。乾くまであまり時間もかかりません。短時間でお手入れをすませたい人には、泡やクリームタイプのクリーナーがおすすめです。
また、クリーナーは手肌に触れるもの。短時間で仕上げるにしても、時間をかけてしっかりお手入れをするにしても、刺激を避けたい人は、天然素材を使用したものを選ぶとよいでしょう。
レザー・スエード・エナメルなど|シートタイプ(ワイプタイプ)
レザー・スエード・エナメルなどの素材は、布製品と違って水洗いをすると色落ちやひび割れなどが生じることがあります。これらの素材は水洗いはせず、シート状の拭き取りタイプでやさしく汚れを落とすようにしましょう。
なお、拭き取りタイプでも使用できる素材は商品によって異なります。使いたい素材に対応しているものを選ぶことで、洗剤による劣化を防ぐことができます。
【3】靴の状態に合わせて成分もチェック
洗剤に含まれている成分は商品によって異なります。靴の状態やお悩み、色に合わせて配合成分をチェックするようにしましょう。
配合成分としては、柔軟剤や漂白成分、研磨剤などがあります。それぞれの特徴について見ていきましょう。
ゴワつき・毛羽立ちが気になる靴には「柔軟剤」配合
スニーカーを洗った後のごわつきやケバケバが気になる靴には、柔軟剤配合のスニーカー洗剤がおすすめです。洗った後のかたさを軽減することができます。
また、柔軟剤のコーティング作用によって砂埃やニオイを付きにくくする効果も期待できます。
白さを取り戻すには「漂白成分」配合
白スニーカーの黄ばみや黒ずみには、漂白成分配合のスニーカー洗剤がおすすめです。上靴やキャンパス生地のスニーカーなど汚れが目立ちやすい靴に使えば、買ったばかりのような白さを蘇らせることができます。
ただし、色移りや色落ちにつながる可能性もあるので、使う靴の種類や使用時間などは商品ごとの規定に従うようにしましょう。
しつこい泥や汗の汚れには「研磨剤」配合
部活用シューズなど、外で活発に動く方のスニーカーはしつこい汚れが気になりますよね。汗や泥が靴に染みこんだガンコな汚れには「研磨剤」が入ったスニーカー洗剤がおすすめです。
「ミクロ粒子」「セラミック粒子」などの研磨剤が入ったものを探してみてください。なお、ツヤコーティングがされたものやカラーものについては、風合いを損ねたり色落ちしたりする可能性があるので使用を控えましょう。
蒸れやすい梅雨や夏のニオイには「抗菌・防臭成分」配合
梅雨や夏など暑くて湿度の高い時期には、靴の中が蒸れてジメジメしてしまいますよね。靴の中で菌が繁殖するとニオイも気になるようになります。
特に、上履きや運動靴など、毎日使用する靴は清潔に保ちたいですよね。そのようなときは、抗菌作用や防臭効果のある成分を含んだ洗剤がおすすめ。洗うたびにニオイケアもできますよ。
【4】肌への優しさもチェック!
洗浄効果が強いと手が荒れてしまうことも。肌が弱い方やお子さんが使用する場合は、天然油脂を配合したものや「手肌に優しい」と記載されたものを選ぶようにしましょう。
洗う際はゴム手袋を使用して洗剤が手に触れないようにすることも大切です。
【5】はじめてでも安心なのは「セット商品」
洗剤と靴洗い用のブラシなどがセットになった商品もあります。別途用意する手間を省けるうえ、洗剤の効果を実感しやすくなるでしょう。
はじめてスニーカー洗剤を使うという方やスニーカーを履く機会が少ない方は、ミニサイズのセットから始めてみるのもアリですよ。
エキスパートからのアドバイス
洗剤以外に必要なものはないかもチェックしよう
【エキスパートのコメント】
洗剤の名前で検索すると、洗い方の手順を教えてくれる動画やサイトを見つけることができます。ブラシやふき取り用の布などを洗剤とセットで販売しているメーカーもありますが、手持ちの道具で十分事足りる場合も少なくありません。
不慣れな人は、自分にできるかどうか、ほかに必要な道具はないかなど、洗剤を買う前にチェックしましょう。