ダブルヘリックスはこのほど、「薄毛にまつわるエトセトラ」に関する調査結果を明らかにした。同調査は2019年12月12日~13日、全国20代~50代男女(男性506人、女性504人)を対象にインターネットで実施したもの。
男性に自身の髪に不安はあるか尋ねたところ、「ハゲなければどうということはない」(44.5%)という回答が最も多かった。次いで「ハゲるのが怖い」(28.3%)、「自分自身の薄毛というものを認めたくない」(16.2%)、「毛根はもう死んでいる」(7.1%)となっている。
「自分自身の薄毛というものを認めたくない」「毛根はもう死んでいる」と回答した人に、薄毛に気づいてからどれくらいでハゲてしまったか尋ねたところ「10年以上」(24.6%)という回答が最も多く、「気づいた時にはハゲていた」(22.9%)、「4年~6年」(21.2%)、「1年~3年」(17.0%)と続いた。
薄毛になったときに諦める(諦めた)ことを尋ねると、最も多い回答は「ヘアスタイル」(58.4%)だった。「人生」(8.2%)、「ファッション」(7.0%)という回答もある中、「諦めない」という前向きな回答は16.6%だった。
薄毛対策として自身が取り入れる(取り入れた)方法は何か聞くと、「何もしない」(60.6%)という回答が最も多かった。以下、「発毛剤・育毛剤」(28.2%)、「クリニックでの治療」(5.8%)、「かつら・増毛」(1.8%)、「植毛」(0.8%)と続いている。
女性に薄毛の男性をどう思うか尋ねたところ、「残念」(45.6%)という回答が最も多かった。次いで「かわいそう」(28.6%)、「生理的にムリ」(8.9%)となっている。
薄毛の男性に関する面白エピソードについて聞くと、「ワカメをプレゼントされていた(30代/パート・アルバイト/神奈川県)」「日ごろかつらの人が社内旅行の時だけかつらを取っていた。たまには休ませたいらしい(40代/会社員/大阪府)」といったコメントが寄せられた。
パートナーが薄毛になったらどうするか尋ねたところ、54.2%が「仕方ないと諦める」と答えた。2位は「薄毛対策を促す」(25.0%)、3位は「スキンヘッドにさせる」(11.9%)だった。「一緒に出かけない」「別れる」という意見もあった。
薄毛対策をする場合、どのような対策をすすめたいか聞くと、「発毛剤・育毛剤」(40.3%)が最も多かった。「クリニックでの治療」は21.2%、「植毛」は3.4%、「かつら・増毛」は3.0%だった。
薄毛の原因は、「男性ホルモン(いわゆるAGA)」「血行不良(栄養不足による毛母細胞不活性)」「頭皮環境悪化(炎症等、頭皮トラブル)」の3つに集約されるという。どのリスクが影響を受けやすいかという点については、遺伝が強く出るとのこと。
そこで、男女ともに薄毛のリスクを知るために遺伝子検査を受けたい(受けさせたい)か尋ねたところ、男性の21.8%、女性の12.1%が「受けさせたい」と答えた。