秩父鉄道は冬の特別臨時列車として、電気機関車で12系客車を牽引する「EL REIWA2(れいわツー)」を1月下旬から2月にかけて運行する。

  • 黄色に塗装変更された電気機関車EL502号

この列車は12系客車2両の前後に電気機関車1両ずつ連結した編成で運転。令和2(2020)年に客車2両と電気機関車2両の特別編成で運転することから、「EL REIWA2」と命名した。電気機関車は、黄色に茶色の帯から黄色に塗り替えたEL502号と、紅褐色から黒色に塗り替えたEL201号を使用する予定。1月25・26日と2月1・2・8・9・11・15・16日の計9日間、「EL REIWA2」の特別なヘッドマークを掲出し、熊谷~秩父間を1日1往復運転する。

運転時刻は、下りが熊谷駅10時10分発・秩父駅12時7分着、上りが秩父駅14時36分発・熊谷駅16時18分着。ビュースポットとして人気のある荒川橋梁(上長瀞~親鼻間)を走行する際は徐行運転を行う。車内は自由席で予約不要とされ、乗車券のみで利用できる。乗車した人には、特典として乗車記念証を乗車駅窓口でプレゼントする。

  • 黒色に塗装変更された電気機関車EL201号

特定の運転日におもてなしイベントも予定され、1月25・26日は湯茶のサービス(下り熊谷~長瀞間)、2月2日は鉄道むすめ「桜沢みな」のコスプレイヤー乗車(下り熊谷~長瀞間)を実施。2月11日は下り車内でチョコレート菓子のプレゼント、2月16日は下り車内で秩父いちごの試食や日本酒の試飲・販売などを行う。