senobiさん(@senobi_hyp)がツイッターに投稿した、おじいさんとおばあさんが2人で仲睦まじく並んでいる写真。撮影時に、数枚シャッターを切ったところで、おじいさんが自室に戻ってしまったんだそうです。
その理由を公開したところ、「泣けた」「可愛い」などと反響が相次ぎ、ツイッターで話題になっていました。
写真は3枚あり、1枚目はカーキのベストを羽織ったおじいさん。どこか神妙な面持ちなのですが……。
写真撮るよって言ったら一回引っ込んで一張羅の赤い上着に着替えてきたおじいちゃん pic.twitter.com/MNlJ5uJgOY
— senobi (@senobi_hyp) January 5, 2020
写真撮るよって言ったら一回引っ込んで一張羅の赤い上着に着替えてきたおじいちゃん
2枚目3枚目は、急に赤く派手なジャケットを着てキャップを被り、「イエーイ!」と声が聞こえてきそうなほどノリノリなおじいさんです。そう、おじいさんが自室に戻ってしまった理由とは、「お気に入りの赤いジャケットを着て写真を撮りたかったから」。
このエピソードと、はっちゃけてピースするおじいさんの人柄があいまって、「かっこいいやら、可愛らしいやら、尊いやらで泣けてきました」「なんか朝から親父思い出して泣けた」と思わず涙してしまう読者からのコメントが。他にも、「めっちゃクール」「奥様も可愛い」とお二人を称賛するコメントが溢れていました。
senobiさんに、写真の背景を聞いてみたところ、「2人は結婚して今年で50周年みたいです。おじいちゃんは若い頃『〇〇町のアランドロン』と呼ばれていて、ハンサムで有名だったそうです」と教えてくれました。たしかに、オシャレへの気遣いや立ち振舞からして、きっとイケメンだったんだろうなあ……と想像できますね。
普段からフィルムカメラで写真を撮るのが趣味というsenobiさん。この日は、正月の親戚の集まりがあったそうで、おじいちゃん、おばあちゃんを庭に呼んで写真を撮ったんだとか。
「おじいちゃんは派手好きで、最初は1枚目の地味なベストを着ていたのですが、数枚シャッターを切った後、いそいそと自分の部屋にかけてある真っ赤な上着に着替えてたので、みんなで大爆笑しました。赤い上着は普段から一番お気に入りみたいです」とその時の様子を教えてくれました。
腕を組むおばあさんの満面の笑顔からも、まるで学生のような初々しさが伝わってきてほっこりしてしまいますね。いつまでも、お二人のように“心の一張羅”を着続けていきたいと思わされる、素敵な写真でした。