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【この記事のエキスパート】
J.S.A.ワインエキスパート・エクセレンス:太田 百合子

J.S.A.ワインエキスパート・エクセレンス:太田 百合子

ワインエキスパート・エクセレンス、チーズプロフェッショナル、野菜ソムリエPro.など食に関する資格を多数取得。
料理教室主宰の他、自治体様や企業様のレシピ開発、ワイン&フードライターとして活動中。
日本ソムリエ協会主催「J.S.A.ワイン検定」ではご家庭でワインを楽しむための基礎的な知識を伝えている。
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2022 公式審査員


ゴーダチーズの選び方とおすすめの商品をご紹介! そのまま食べられるものや、ピザやグラタン、オムレツやトーストなどさまざまな料理にアレンジしやすい商品をピックアップしています。さらにゴーダチーズの美味しい食べ方も伝授します!

どんなチーズ?
ゴーダチーズの特徴とは?

ゴーダチーズは、酪農王国オランダのロッテルダム近くにあるゴーダ村で誕生しました。12~13世紀ごろから作られているといわれ、オランダ語で呼ぶと「ハウダ」。おもに牛乳製ですが、山羊乳製や羊乳製のゴーダチーズもあります。

オランダ生まれのゴーダチーズは「セミハードタイプ」のチーズです。かたさ(水分含有量)によって「セミハードタイプ」と「ハードタイプ」に分類されています。

「セミハードタイプ」はややかたく、しっとりとした組織でクリーミーな味わい、穏やかな風味が特徴。表皮は鮮やかな黄色いワックスでコーティングされたものが多いです。

ゴーダチーズの選び方

ここからは、ゴーダチーズを選ぶ際のポイントを詳しく解説していきます。選ぶ際の参考にしてみてください。

【1】産地
【2】熟成期間
【3】形状
【4】乳脂肪分の高いタイプ
【5】スパイスやトリュフが入ったタイプ

それぞれについてご紹介しますので、購入するときの参考にしてみてください。

【1】ゴーダチーズの産地で選ぶ

ゴーダチーズの産地はオランダが有名ですが、日本でも作られています。それぞれ味わいが異なるので、違いを見ていきましょう。

本場の味を楽しむなら「オランダ産」のゴーダチーズを

出典:楽天市場

オランダで作られるチーズの約60%を占め、1~48カ月熟成で販売されているゴーダチーズ。表皮は、黄色いワックスでコーティングされたものが多いです。熟成期間によって色や香り、組織の状態、味わいがかなり違います。

しっとりとした食べやすい熟成2~3カ月の若いタイプが主流でしたが、最近は2~3年熟成した濃厚な旨みを持つタイプにも、人気が集まっています。熟成による香りや味わいの違いを、楽しむこともおすすめです。

国産のゴーダチーズもおいしい!

出典:楽天市場

ゴーダチーズは世界中で作られ、日本でも親しまれています。日本では、チェダーチーズとともにプロセスチーズの主要な原料として用いられていますので、おなじみの味わいですね。

ゴーダチーズはオランダ原産ですが、日本各地でもおいしいゴーダチーズが作られていることをご存じでしょうか? 日本のゴーダチーズは、クセが少なくやさしい味わいで日本人の味覚に合うので、チーズ初心者の方にもおすすめです。

【2】ゴーダチーズの熟成期間で選ぶ

ゴーダチーズは熟成具合によってもも味に変化があります。熟成期間を目安に味わいの違いを見ていきましょう。

「熟成期間4~12ヵ月以上」はコクと独特な風味が特徴

熟成期間が長いゴーダチーズは独特の芳醇な風味とコクが特徴。これは、熟成が進むにつれ、アミノ酸由来の旨味と香りが際立ってくるから。

ゴーダチーズは通常4ヵ月から6ヵ月程度熟成されますが、長いものであれば1年以上熟成される場合もあります。熟成期間が長ければ長いほど、チーズの旨味が凝縮されるので味わい深いコクが生まれるというわけです。

「熟成期間1~3ヵ月程度」はさっぱりしてミルキーな味わい

熟成期間が短いとさっぱりしたミルキーな味わいのゴーダチーズになります。あっさりと味わえるので、サラダにしたり、サンドイッチの具材にしたり、そのままビールのお供にしたりして美味しくいただけます。

【3】食べ方に合ったゴーダチーズの形状で選ぶ

ゴーダチーズには大きくカットされているようなブロックタイプと、細かく刻まれているようなシュレッドタイプがあります。

ブロックタイプ|おつまみやサンドイッチに

出典:Amazon

ブロックタイプのゴーダチーズは、そのまま切っておつまみにしたり、スライスしてサンドイッチの具材にしたりなど、いろんな料理に使えるのが魅力。削って使うこともできるので、ゴーダチーズの食べ方のバリエーションを増やしたい方におすすめです。

また、パーティーなどで使うならホールサイズなど大きめのタイプを購入すると、テーブルを華やかに彩ってくれるでしょう。

シュレッドタイプ|ピザやサラダのトッピングに

出典:Amazon

シュレッドタイプであればピザやトーストなどの加熱料理やサラダのトッピングに向いています。すでに削ってあるので料理の手間も省けるので手軽に使えますよ。

またこのタイプは、モッツァレラやチェダーなどほかのチーズをミックスしてあるタイプもあるので、使いたい料理に合うものを選べるのも特徴です。

【4】乳脂肪分の高いタイプもチェックしてみよう

乳脂肪分が高いものは濃厚でリッチな味わいが特徴。本場のゴーダチーズのパッケージには乳脂肪分の数値が記載されていることがあります。

40+から60+程度のこってりとしたタイプは、パスタソースなどやチーズフォンデュなどの濃厚さが欲しい料理に向いていますよ。

【5】スパイスやトリュフが入ったゴーダチーズもおすすめ

出典:楽天市場

ゴーダチーズに、キャラウェイシードやクミンなどのスパイスを混ぜ込み、仕上げた「スパイス・ゴーダ」。粗びきこしょう、クローブ、マスタード、ガーリックなどのほか、くるみやトリュフ入りなど多彩なバリエーションで人気があります。

スパイスやトリュフ入りゴーダチーズは、チーズそのものがマイルドでやさしい風味なので、味わいのアクセントに。ワインだけでなくビールやハイボールなどにもよく合いますよ。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)