ロバート・ウォルターズ・ジャパンはこのほど、「現職での仕事満足度」と「転職への関心度」に関する調査結果を明らかにした。同調査は8月8日~30日、英語力と専門スキルを活かして働く2,465人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 仕事満足度を図る基準(正社員)

    仕事満足度を図る基準(正社員)

仕事満足度を測る基準について尋ねたところ、正社員で最も多かったのは「報酬・福利厚生」で、2位は「上司からの評価・サポート」、3位は「職務内容」、4位は「トレーニング」だった。

一方、契約・派遣社員は「報酬・福利厚生」が最も多く、「ワークライフバランス」が2位、「職務内容」が3位だった。「ワークライフバランス」は契約・派遣社員では2位だが、正社員では7位と低かった。

業種・職種における転職機会は今後も十分にあると思うか尋ねたところ、41%は「十分にある」、38%は「多少はある」と答えた。自身への需要・市場価値にある程度の自信を抱いている人が多いことがわかった。

  • 業種・職種における転職機会は、今後も十分にあると思うか

    業種・職種における転職機会は、今後も十分にあると思うか

転職活動中でなくとも、仕事の紹介(ヘッドハンティングなど)があれば関心を持つか聞くと、最近転職した人を含む89%が「はい」と回答した。

  • 転職活動中でなくとも仕事の紹介があれば関心を持つか

    転職活動中でなくとも仕事の紹介があれば関心を持つか

転職の決断で最も重要な決め手について尋ねると、1位は「報酬アップ」、2位は「昇格・キャリアアップ」、3位は「職務内容の変化」だった。

  • 転職の決断で最も重要な決め手

    転職の決断で最も重要な決め手