女優の松本穂香が、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル』(12日21:00~23:10)に初出演。女優の足立梨花と共演する。

  • 足立梨花(左)と松本穂香=フジテレビ提供

松本が出演するドラマのタイトルは「机と海」。松本は結婚式場のウェディングプランナー・田中真佐美、足立は真佐美の先輩・川島有希を演じる。

念願の一人暮らしを始めることになった真佐美は、職場の先輩・有希と共に引っ越し作業を行っていた。新居の家具は、真佐美がリサイクルショップを回ってそろえたお気に入りのものばかり。特に、机は一目ぼれして購入したもので、有希にも部屋の雰囲気と合っているとほめられた。

引っ越し初日の深夜、ガタガタっと物音がして驚く真佐美。音がした方を見ても机があるだけで気にも留めなかった。しかし、その後も金縛りにあったり、父が突然、原因不明の体調不良で入院したりと、真佐美の身の回りに不幸が立て続けに起こる。真佐美に相談を受けた有希は、ある女性を紹介。その女性は、真佐美が最近、机を買ったことをズバリと言い当て、深夜3時に九十九里浜の砂浜で机を燃やさないと真佐美の命にかかわると真剣に語る。女性の助言通りに、軽トラをレンタルし九十九里浜に向かう真佐美だったが…。

松本は、今回の出演に「“やったー、『ほん怖』決まりました!”と、周りの人に自慢しました(笑)。昔からずっと見てきた作品で、出演できるとは考えてもいなかったので本当にうれしかったです」と大喜び。足立については「根っこの部分からキラキラと明るい方だなという印象がありました。私自身は、そこまでテンションが高いタイプではないので、足立さんが現場を盛り上げてくださって、すごく助けていただきました」と感謝する。

その足立は「松本さんお1人での撮影の際に、監督の横でモニターを見ていたんですが、監督が『(松本のことを)天才だなぁ』と言っているのを聞いて、後ろから『ですよね』と大きくうなずいてしまいました」と絶賛。自身は2回目の出演となるが、「前回出演させていただいた時に、みなさん明るくて現場がすごく楽しかった印象が残っています(笑)。子供のころからホラーがすごく好きだったので、出演できて本当にうれしいです」と感想を語った。

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