パーソルキャリアはこのほど、「増税前の駆け込み消費」に関する調査結果を発表した。調査は8月、一都三県(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県)在住の会社員(役員経営者、フリーランスは除く)800名を対象にインターネットで行われた。
消費増税を直前に控える中、年収1,000万円台の30~50代男女400名(以下1,000万円プレイヤー)と、年収400万円台の20~40代男女400名(以下、平均年収層)に対し、駆け込み消費の予定について質問したところ、「予定がある」と回答した人の割合は、平均年収層が21.1%、1,000万円プレイヤーで18.7%となり、年収に関係なく、駆け込み消費を予定している人は少数であることがわかった。
増税前に買う予定のものを教えてもらったところ、1,000万円プレイヤーは、1位「家電」(65.3%)、2位「車」「生活用品」(同率29.3%)という結果に。一方、平均年収層では、1位「家電」(53.6%)、2位「生活用品」(40.5%)、3位「衣類」(36.9%)となり、両者ともに「家電」がトップにあがったものの、高額な「車」が1,000万円プレイヤーの上位にランクインしたことに加え、「生活用品」の割合が1,000万円プレイヤーのほうが低いことが特徴的な結果となった。