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【この記事のエキスパート】
管理栄養士/フードスペシャリスト:矢崎 海里
企業で働く傍ら、Webメディアでも活動している管理栄養士。
フードスペシャリストや薬膳コーディネーター、発酵食スペシャリストなど様々な資格を保有し、レシピ考案やコラム執筆、栄養アドバイスなどを行っています。
調理が得意で、レシピ考案・調理・スタイリング・撮影まで全てひとりで担当し、現在時短レシピや減塩レシピを連載中。
カフェインレスで子供や妊婦さんも安心して飲める「ルイボスティー」。この記事では栄養素や効果、選び方、おすすめ人気商品を紹介します。リプトンや伊藤園、ティーライフなど茶葉や粉末、ペットボトルタイプを厳選。美味しい飲み方やアレンジ方法も紹介しています。
どんな効能があるの?
ルイボスティーの効果とは?
ルイボスティーは南アフリカの高地に自生するマメ科の低木。古くから葉や茎を発酵させてお茶が作られてきました。南アフリカの砂漠に近い環境で育つ木で、ルイボスは自分を守るために抗酸化物質を作りだしているといわれています。
ルイボスティーはスッキリした毎日を送りたい方や美容や健康を気にする方に注目されているお茶のひとつ。美容や健康に良いとされる大きな理由は、ポリフェノールがたっぷり含まれていること。ノンカフェインで苦味も少なく、手軽にヘルシーに水分補給ができるのも魅力のひとつです。
専門店やスーパー、薬局などで茶葉、ティーバッグ、粉末、ペットボトルなど豊富な商品が販売されています。
種類・味・産地・グレードに注目!
ルイボスティーの選び方
せっかくなら、おいしいルイボスティー、飲みやすいルイボスティーを選びたいですよね。ここからはルイボスティーの選び方を紹介していくので、購入前にポイントをチェックしてみてください。ポイントは下記。
【1】ルイボスティーの種類で選ぶ
【2】産地にこだわって選ぶ
【3】オーガニックにこだわるなら「有機JAS」認定済みを選ぶ
【4】飲みやすいタイプを選ぶ
【5】茶葉のグレードで選ぶ
【6】「水出し用」「煮出し用」など淹れ方で選ぶ
【7】フレーバーの有無で選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ルイボスティーの種類で選ぶ
ルイボスティーにはレッドルイボス(赤)とグリーンルイボス(緑)の2種類があります。特徴をご紹介します。
発酵させた「レッドルイボス」は風味豊かで飲みやすい
「レッドルイボス」は刈り取ったあとに約6~8時間じっくりと天日にあてて干して発酵させます。発酵させることでルイボスティー特有の香りと豊かな風味がうまれます。もともとルイボスティーの茶葉は発酵しやすく、発酵の工程で失われる栄養素も多いのが特徴です。
スーパーなどで入手できる市販のルイボスティーや安いメーカーの商品は、ほとんどレッドルイボスといっていいでしょう。高コスパなので毎日でも飲みやすいというメリットもあります。
非発酵の「グリーンルイボス」は栄養価が高く希少
「グリーンルイボス」は発酵させずに急速乾燥や低温乾燥させた茶葉。グリーンルイボスティーは緑茶のようなさっぱりとした風味で、ルイボスティー特有の風味が苦手な方も飲みやすいのが特徴です。
ポリフェノールやフラボノイドがレッドルイボスよりも多く、アスパラチンも含まれているなど、栄養価にもすぐれています。茶葉の特性上、値段は高めの高級ルイボスティーのため、市場の流通数はあまり多くはありません。専門店や通販サイトで購入できる商品もあります。
【2】産地にこだわって選ぶ
ルイボスは南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈一帯で栽培されている植物です。強い日差しが照りつける乾燥した土壌と、朝晩の大きな気温差のある過酷な環境でしか風味が豊かな品質の高いルイボスティーは育たないため、ほかの地域で栽培することは難しいとされています。そのため、ルイボスティーは南アフリカ共和国原産を選びましょう。
茶葉を日本で加工した場合、原産国や原産地欄に「日本」「国産」と記載されているものもあります。原産地がわかりにくいときは原材料欄や商品情報で確認してください。
【3】オーガニックにこだわるなら「有機JAS」認定済みを選ぶ
健康維持のためにルイボスティーを選ぶなら、原材料にオーガニック(有機栽培)食材を使用したものを選びましょう。日本では農林水産省が定めた有機JAS規格というものがあり、品質や成分などその規格を満たしたものは「有機JASマーク」を表示することができます。
有機JASマークは商品パッケージについているので、通販サイトで購入する場合も商品画像を比較すれば確認できます。認定済みの商品のみ「有機」「オーガニック」などの名称を表示して販売することが可能です。おいしいルイボスティーを選びたい方はぜひチェックしてください。
【4】飲みやすいタイプを選ぶ
ルイボスティーは種類が多いので、どれを選ぼうか迷ったときには、好みや飲む頻度、シーンに合わせましょう。淹れ方によって味わいに違いがあります。味や香りが苦手という人も、アレンジによって飲みやすいと感じるかもしれません。
ここでは茶葉、粉末などタイプ別に特徴と違いを紹介します。
茶葉|香りと味にこだわる方に
ルイボスティーを煮出しで淹れる場合は、煮出し用の茶葉タイプを使います。煮出すことでルイボスティーの香りと味の風味をしっかりと抽出することが可能です。
香りと味にこだわって飲みたい人なら、茶葉タイプがおすすめ。1日分を一度で煮出せば、手間もかからず飲みやすいでしょう。何度も楽しみながらルイボスティーを飲むことができます。
ティーバッグ|お手軽かつ好みの濃さに調整可能
水やお湯に入れるだけで、ルイボスティーができる手軽なティーバッグタイプ。取り出すタイミングで、自分好みの味の濃さに調節できます。水出しやお湯出しも手間がかかりません。
ティーバッグからじっくりと染み出るルイボスティーは、優しくマイルドな味わいで飲みやすく感じます。ペットボトルなどの容器に水と一緒に入れてゆっくり味を抽出することも可能です。
粉末|水に溶けやすく注ぐだけで簡単
食前・食中でも、粉末を溶かすだけでサッと飲むことができるのが粉末タイプです。煮出しが不要な粉末は、水にも溶けやすく、注ぐだけでルイボスティーを淹れることができます。
忙しくて、時間に余裕のないときでも飲みやすく、粉末が全部溶けてしまうので茶葉も残りません。後片づけの必要がなく、手軽に楽しむことができます。
ペットボトル|持ち運んで外出先でも飲める
ルイボスティーを、外出先でいつでも気軽に飲むことができるのがペットボトルタイプです。軽くて飲みやすく、持ち運びも可能。保存もできるので便利です。飲み終わったらボトルを捨てればいいので、水筒とは違い、荷物の削減にもなります。
常温のルイボスティーが好みの人は、ペットボトルを利用するといいでしょう。サイズも豊富です。
【5】茶葉のグレードで選ぶ
ルイボスティーの茶葉にはチョイス・スーペリア・クラシックの3つのグレードがあります。
・チョイス:茎が多め。さっぱりとした風味が特徴。
・スーペリア:葉と茎がブレンドされたもの。濃厚な風味とまろやかさが特徴。
・クラシック:茎をほとんど含まない見た目が美しい茶葉。豊かな香りが特徴。
グレードは品質ランクとは異なり、風味や見た目の違いについて分けたものです。さっぱりとした味わいを求めている方や毎日飲むならチョイス。おもてなし用として選ぶならクラシックなど用途や目的に合わせて選んでもいいでしょう。
【6】「水出し用」「煮出し用」など淹れ方で選ぶ
ルイボスティーは水出し、お湯出し、煮出しの3つの淹れ方があります。それぞれの淹れ方の特徴を知ったうえで選ぶことも大切でしょう。
水出し用|雑味が少なくマイルドで飲みやすい
「水出し」は容器に茶葉と水を入れて常温や冷蔵庫で抽出を待ちます。およそ一晩おくため、時間はかかりますがマイルドな味わいに仕上がります。
冷たいルイボスティーを飲みたい人はもちろん、ルイボスティーがはじめての人、飲みやすさを重視する人にも水出しがおすすめです。
お湯出し用|お湯を入れて数分でいい香りに包まれる
水ではなくお湯を使うのが「お湯出し」です。ティーポットなどの容器に茶葉を入れて、沸かしたてのお湯を注ぎましょう。2分以上置いたら、いい香りに包まれ完成です。氷を入れたグラスに注いだら、アイスルイボスティーが楽しめます。
加熱をしなくていいので、ホットで飲みたいけれど煮出しをする時間がないときにかんたんにできるので便利です。
煮出し用|ルイボスの健康効果を引き出せる
「煮出し」は沸騰したお湯に茶葉を加えて加熱して抽出します。お湯に入れることで均一で濃いルイボスティーに仕上がります。
ルイボスティーの効果をより引き出したいなら、煮出しがおすすめ。ルイボスティーに含まれるポリフェノールをより効果的に抽出できます。
【7】フレーバーの有無で選ぶ
ルイボスティー独特な風味になれない方には、フレーバー(味)つきのルイボスティーが飲みやすくおすすめです。フレーバーには「ハニー」、「レモン」、「オレンジ」、「ペパーミント」などがあり、ローズヒップをブレンドしたものもあります。いくつかそろえておくと、気分にあわせて楽しむことが可能です。
とくに、柑橘系のフレーバーがついたものであれば、より飲みやすいので試してみてください。フレーバーによっては甘みを強く感じるものもあります。栄養素やカロリーが気になる方は、購入前にチェックしましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)