小林製薬は7月3日、秋の新製品を発表しました。ブランドスローガンに「"あったらいいな"をカタチにする」を掲げる同社。本稿では数ある新製品の中から、筆者が「会社にあればいいな」と思ったグッズを紹介します。
疲労を根元から解消
新製品の中で、特に力を入れたというのが、10月23日より発売となる漢方薬シリーズ「漢方ヒロレス」。これは4種類から自分の疲労に合った処方を選ぶことで、蓄積疲労を改善するのが目的だそう。
人間を樹木に例えると、寝たり、ビタミン剤を飲んだりしても疲れが抜けなかったのは、葉に栄養を与えるのでなく、根の部分に問題があるのだと、同社はいいます。そこで、根の問題の要因である「血のめぐりが悪い」「気が張る」「眠りが浅い」「体力低下」を解消することで、疲れが抜けやすい体に改善するそうです。
仕事のパフォーマンスは健康でないと安定して出せません。日々疲れを感じると悩む方には、良いかもしれませんね。
眼球の汚れをチェックした
次に紹介したいのは「アイボンWビタミンPREMIUM」(500ml/1,200円)。「瞳をまるごと洗う」でよく見かけるやつですね。コンタクトレンズを常用する方なら、利用機会は多いのでしょうか。筆者はメガネ派で使ったことはなく、初めて体験しました。
面白いのは、眼球の汚れは「まばたきの回数」「涙の循環」に影響されるよう。つまり、泣き虫ほど目がきれいな可能性が高いのでしょうか? ちょうど眼球の汚れ度合いを計測できる機械があるというので、チェックすることに。
子どもの頃から「無表情」「喜怒哀楽が無い」と言われ、大人になっても、ほぼ泣いたことのない筆者の眼球の汚れは……
ドキドキしながら結果を聞くと、34,274! 当日の平均が約22,000(75名調査)だそうで、けっこう汚れてますねー。ちなみに小林製薬の社員さんたち10名で調査したら、平均値が約45,000と意外と高めだったそう。自分もそうですが、気付かないだけで、意外と眼球は汚れているのかも?
また、目の疲れやかすみなど、長時間のデスクワーク業務が多い方は目を酷使しがち。眼精疲労に悩む方も、十分な睡眠に加えて、こうしたアイケア製品を使うことも良いのではないでしょうか。
美肌マスクの効果に驚く
続いて紹介したいのが、8月29日より発売となる「しっとり美肌マスク」。もう製品名で全て伝わるので説明不要、分かりやすいですね。
内側に保湿成分を含んだ保湿シートが付いているので、一晩中肌のしっとりを維持するそうです。
驚いたのが、美肌マスクの効果を検証した展示。生のグレープフルーツの皮をむき、そのまま室内放置したものと、マスクを付けて放置したものを比較しています。
なにもしないで放置すると当然カピカピ。ところが、美肌マスクを付けたグレープフルーツは、めちゃめちゃ弾力維持してる! これはやばい!
写真では伝えきれないのがもどかしい! それほど、違いに衝撃を受けました。空気が乾燥する冬場だけでなく、年中エアコンが稼動するオフィスだと常に肌の乾燥は気になるところ。こうした保湿製品を利用しても良いですね。
ネーミングセンスがやばい
最後に紹介するの冬場の頼れる相棒となるカイロの3種類。まずは「貼るマグマ」です。マグマって、溶岩ですよ! 地面が溶けるほどの熱さを名前にするほどの高温が特徴で、平均55度だそう。
絶対ネタでネーミングしただろ! と触ってみると、「うわ、熱!」と声が出ましたよ。たしかに、マグマだわ。
展示方法もやばくて、マグマを噴出する火山にしめ縄を巻いてる! カイロの御神体です。このセンス、しびれます。関西に本社のある企業は違いますね。
他にも「どデカッ! はる」と「ポケほか」の2種が紹介されています。
「どデカッ! はる」は面積が広いので温度の高い範囲が広くなり、背中や腰などをしっかり温めてくれるそうです。
また、もう一つの「ポケほか」は、指先を温めるカイロ。指先や足先は特に冷えがつらい部位なので、重宝するのでは? ポケット状にすることで、カイロの温熱を閉じ込めて、通常のカイロより温度が高いのが特徴だそう。
屋外作業が多い職種の方はもちろん、社内でも冷えに悩まされている方には嬉しい相棒となりそうです。筆者も冬場は足先の冷えがつらい時もあるので、試してみたいですね。
働き方改革は、主に「残業抑制を目的」とした文脈で話されることが多いですが、こうした便利なアイテムを使って安定したパフォーマンスを出すことも業務改善です。
ちょっとした試みで仕事効率を変えてくれるかもしれませんよ。
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