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【この記事のエキスパート】
山岳/アウトドアライター&プロデューサー:高橋 庄太郎

山岳/アウトドアライター&プロデューサー:高橋 庄太郎

1970年宮城県仙台市出身。高校山岳部で山歩きを始め、早稲田大学卒業後は出版社に勤務。

その後、フリーランスのライターに。著書に『山道具 選び方、使い方』(枻出版社)、『テント泊登山の基本』(山と渓谷社)などがあり、近年はテレビ番組やイベントへの出演も増えている。また、アウトドアメーカー各社とのコラボレーションを行なう自身のブランド「SCREES」を立ち上げ、製品開発にも取り組んでいる。


登山用に軽量で丈夫につくられているものが多い調理器具「クッカー」。アルミ・ステンレス・チタン製など材質によって特徴が違います。また、スタッキングできて収納がコンパクトになるタイプや炊飯できるモデルもあります。この記事では、登山用クッカーの選び方とおすすめ商品を紹介します。

山岳ライターが解説!
登山用クッカーの選び方

それでは、登山用クッカーの選び方を紹介します。

クッカーサイズは使用する人数とつくりたいメニュー、品数で選ぶ

出典:Amazon

登山用のクッカーのサイズは、いっしょに調理をおこなうメンバーの人数で必要な大きさが決まります。ひとりでかんたんな調理で済ませるのならば、容量300~700mlのクッカーがひとつあればじゅうぶんです。しかし、数名分を同時につくるには、その数倍の容量が必要です。

また、フリーズドライ食品をお湯で戻して食べるだけなら、小さなクッカーで済ませられますが、豊富なメニューで満足のいく食事をしたければ、調理しやすい大きめのクッカーが複数あると便利です。

まずは、「使用人数」と「調理するメニュー」から必要とするクッカーを考えていくとよいでしょう。

長所と短所で金属の素材を選び分ける

市販されているクッカーは主に「ステンレス」「アルミ」「チタン」の3種類が多いです。ただ、登山用のクッカーは、バックパックに入れて自分で持ち運ばねばならないものだけに、その重量がポイントになります。

ステンレス

出典:Amazon

ステンレスのクッカーは丈夫で錆びにくいのが魅力ですが、アルミやチタンと比べるとやはり重量が気になるところ。近場の登山や日帰りハイキングなど、荷物が比較的少ない時に使うのがよいでしょう。

アルミ

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軽量性という観点では「アルミ」と「チタン」が現実的です。

特に熱の伝導性が高いアルミは、火の熱がクッカー全体にいきわたりやすく、焦げにくいことが長所です。調理の際に失敗が少なくなります。

チタン

出典:Amazon

一方、チタンの長所は、アルミと同様に軽いので長時間持ち運んでも疲労の原因にはなりにくいのがうれしい点です。さらにアルミより丈夫なため、衝撃で割れたり折れたりすることが少なく料理もしやすいのもポイント。

ただし、アルミよりも高価なことと、クッカー全体に熱が回らず、火が当たった部分のみ高熱になって焦げやすいのが難点です。ただ、お湯を沸かすには問題ないでしょう。

持ち運ぶ際の収納性

出典:Amazon

ソロ用のミニマムな製品以外は、2~3個のクッカーを重ねて収納できるタイプが一般的です。なかにはフライパンやケトル(ヤカン)をいっしょに組み合わせられるものも販売されています。すきまなくスタッキング(重ね合わせ)できれば複数を一度に持ち運んでもかさばらず、移動時にガタガタといやな音も立てません。

しかし、収納時にいちばん外側にくるクッカーが大きな凹凸をもつタイプだったり、持ち手が出っ張っていたりすると収納性は落ちてしまいます。選ぶ際にはそのような細部にも注目してほしいと思います。

クッカー以外の付属パーツの有無と種類

出典:Amazon

ソロ用のミニマムな製品以外は、2~3個のクッカーを重ねて収納できるタイプが一般的です。なかにはフライパンやケトル(ヤカン)をいっしょに組み合わせられるものも販売されています。すきまなくスタッキング(重ね合わせ)できれば複数を一度に持ち運んでもかさばらず、移動時にガタガタといやな音も立てません。

しかし、収納時にいちばん外側にくるクッカーが大きな凹凸をもつタイプだったり、持ち手が出っ張っていたりすると収納性は落ちてしまいます。選ぶ際にはそのような細部にも注目してほしいと思います。

特殊加工からクッカーを選ぶ

フッ素樹脂加工

出典:Amazon

フッ素樹脂加工とは、連続使用温度260℃と高い耐熱性をもったフッ素樹脂で表面を覆う加工のことです。汚れがつきにくく油をひかなくても調理ができる点がメリットで、フライパンをはじめとする調理器具に広く利用されています。

フッ素樹脂加工のデメリットとしては、高温になるとフッ素樹脂が分解して有害物質が出てしまうことと、傷がつきやすく、キズによってその部分から焦げつきやすくなることがあげられます。

高温にしないための注意点は空焚きをしないことです。また、調理に使うヘラは木製などあたりのやわらかいものを使用しましょう。洗うときもクレンザーなどの研磨剤は避け、やわらかいスポンジで優しく汚れを落とすようにしましょう。

セラミック加工

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セラミック加工とは、高硬度で高耐熱のセラミック皮膜で金属などの表面を覆うことにより、熱や摩擦、キズへの耐性を高める表面加工方法です。

長所は、摩擦やキズに強く、熱伝導性がよいため丈夫で長持ちする点。短所は、焦げつきやすいため、中火以下で油を引いて調理せざるを得ない点です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)