電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」はこのほど、キャッシュレス決済とポイントカードに関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2019年3月4日~3月7日、調査対象は「シュフーポイント」既婚女性会員で、有効回答は6,940人。
最近1年間で以前よりキャッシュレス決済が増えたと感じるか尋ねたところ、56.0%が「増えた(やや含む)」と回答。主婦の間でもキャッシュレス決済の利用が広がっていることがわかった。
各キャッシュレス決済の利用頻度を調べると、1カ月に1回以上使う割合は「クレジットカード」が圧倒的に多く71.4%。次いで「流通系電子マネー」が53.0%、「交通系ICカード」が31.7%、「後払い式電子マネー」が8.4%、「コード式」が6.6%と続いた。このうち、流通系電子マネーと交通ICカードは利用頻度に地域差があることが浮き彫りになった。
シェアの低いコード式キャッシュレス決済について利用しない理由を聞くと、「サービス自体がよく分からないから」が58.2%、「セキュリティ面が心配だから」が39.6%となった。
様々なシーンでの支払い方法を質問すると、キャッシュレス決済派より現金派の方が多かったのは11シーン中、スーパーやコンビニなど8シーン。反対にキャッシュレス決済派の方が多かったのは通販サイト、家電量販店、宿泊施設の3シーンのみだった。
消費増税後、キャッシュレス決済を利用すると購入額の最大5%がポイント還元されることを知っている人は68.2%。ポイントを集めるのが「好き」と答えた人は94.9%で、ポイントを貯める方法は「カード派」が66%を占め、「アプリ派」の34%を大幅に上回った。