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【この記事のエキスパート】
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師:玉利 紗綾香
栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。
その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。
現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。
生麺パスタは、乾燥パスタと比べて小麦の風味を強く感じられるパスタです。この記事では、料理家で栄養士の玉利紗綾香さんのアドバイスをもとに、おいしい生麺パスタの選び方とおすすめの商品をご紹介。フェットチーネやリングイネなどパスタソースと相性のいいものをピックアップしています。
生麺パスタとは?
生パスタとは、小麦粉に卵と塩・水を練りこんで、熱を加えずに作られるパスタです。モチっとした食感が特徴的で、弾力があるので噛み応えがしっかりしています。ソースとの一体感が良く、誰でもワンランク上のパスタを完成させることができます。
生パスタと乾燥パスタの違いは?
乾燥パスタは、製造工程で熱を加えているので、でんぷん質が出にくくなっています。そのため、モチモチした食感は少なく、麺の中に旨みを入れることができません。そのため、ソースとの一体感を出すのが難しく、あらかじめソースを乳化させる必要があります。
一方、生パスタは麺との一体感を出しやすく、味が染みこみやすいのが特徴です。乳化の方法は、麺が吸収する水分量とでんぷん質の出方を見ながら調整するだけなので、初心者の方でもかんたんに調理できます。
生麺パスタの選び方
生麺パスタは、特有のもちもち食感が特徴!乾麺と比べると茹で時間が短いです。また、ソースがからまりやすいので、乾麺よりさらに濃厚な味わいを楽しめます。
この記事では、料理家で栄養士、またスポーツ栄養学講師でもある玉利紗綾香さんに、生麺パスタを選ぶときのポイントを教えてもらいました。自宅で生麺パスタを食べたことない方も、ぜひ本記事を参考にして、好みの生麺パスタを見つけてみてくださいね。
ポイントは下記。
【1】パスタの種類で選ぶ
【2】小麦アレルギーならグルテンフリーを
【3】原産国をチェック
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】パスタの種類で選ぶ
一口にパスタといってもさまざまな種類があるので、どんなパスタに仕上げたいかによって種類を選んでみましょう。それぞれの特徴について解説していきますので、パスタ選びの参考にしてみてください。
オールマイティな「スパゲッティ」
もっとも一般的なパスタの種類で、パスタといえばこの種類を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。厳密な基準によると1.8㎜前後のものをさしているようですが、大きなくくりでいえばスパゲティの仲間といっていいでしょう。
0.9㎜~1.4㎜の細さのものは冷製パスタに使われることが多く、1.7㎜以上の太めのタイプは濃厚なソースによくからんでくれるので、カルボナーラやトマトソースとの相性が抜群です。料理に合わせて選ぶのが難しい場合には、最もオーソドックスな1.8㎜前後を選ぶといいでしょう。
モチモチ感を味わいたいなら「フィットチーネ」
麺の形が平たくなっており、しっかりとソースとからんでくれるタイプです。モチモチした食感を楽しめるので、食べ応えのある一品に仕上げることができます。
太めの麺になっているので、ボリューム感のあるソースとの相性が抜群です。カルボナーラなどクリーム系のパスタを作るときに重宝されるでしょう。
コシのある「タリアテッレ」
平打ち麺で、コシと弾力があるのが特徴のボリューミーなパスタです。手打ち職人からも支持を得ており、パスタが好きな方にはおすすめしたい種類です。
歯切れの良さもあり、コシがありながらも食べやすいのも特徴です。
グラタンと相性の良い「ブカティーニ」
ストローのように真ん中の部分に空洞がある形で、特徴的なパスタです。ボリューム感があり、空洞もあるのでソースがからみやすく、濃厚なソースとの相性抜群のアイテムですよ。
短く切るとマカロニのような形になるので、グラタンなどのオーブン料理にも活用できます。万能性が高いので、自宅にひとつあってもいいかもしれません。
冷製パスタに合う「カッペリーニ」
細麺タイプで、冷製パスタなどあっさりした風味のソースとよく合うタイプです。そうめんくらいの細さなので火の通りが早く、すぐに茹で上げられるのも特徴です。時間がない時や手間をかけたくないときに重宝されるでしょう。
ただし、コシがなくなりやすいので、茹で時間には気をつけてください。
記念日にぴったりな「ラビオリ」
ラビオリは、小麦粉を練って作った2枚のパスタ生地の間に、挽き肉やみじん切りにした野菜などの食材をはさんで、四角形に切り分けたパスタのことです。
ラビオリはソースとからめても、揚げてもオーブンで焼いても、と、アレンジがきくパスタです。日本人にはあまり馴染みがありませんが、記念日などに食卓に並ぶと華やかな一品となるでしょう。
【2】小麦アレルギーならグルテンフリーを
【エキスパートのコメント】
パスタの原料は小麦粉。粉に卵やオリーブオイル、塩を加えて作るのが一般的な製法です。
最近では、ほうれん草やケール、イカスミを練り込んだものも販売されています。パスタの色が緑色や黒色と個性的なので、ホームパーティーなどで人を招くときや、いつもの食卓を変えたいときにおすすめです。
また、小麦アレルギーの人やダイエット中の人は、グルテンフリーの生パスタを選ぶといいでしょう。カラダに優しい健康的なパスタです。
【3】原産国をチェック
原材料にこだわって本格的な味わいを求めるなら、イタリア産のパスタ麺を選ぶとよいでしょう。本場なので生麺パスタの種類も選べますし、日本のパスタにはない形状や太さもさまざまあります。
イタリア料理で使われていますので、ソースのからみやすさに特化したモノが多いのもポイントです。輸入品ですからやや割高ではありますが、本格的なイタリア料理を作りたい方にはぜひおすすめです。
一方、日本産の生麺パスタは、日本人の口によく合いますので、生麺パスタ初心者におすすめです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)