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【この記事のエキスパート】
グラノーラ研究家:梶原 はるき
平成27年4月~祖父の診療所跡地にFUTABA BAKERYをオープン。
パンの試食により1か月に6kg太ったのを、グラノーラによってバランスの良い食事に改善、体重減少した経験と代々町医者の娘ということもあり「食で健康を届けたい」とグラノーラ製造と研究をスタート。
日本初のグラノーラ研究家として、毎日飽きずに美味しく続けられ、朝ごはんだけではなく無限の可能性を秘めたグラノーラの研究・開発・メニュー提案を行っている。
本記事では、シナモンパウダーの上手な選び方やおすすめの商品をご紹介。スリランカ産のセイロンシナモンなど幅広い商品を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
シナモンとはどんなスパイス?
紀元前2,000年以上も前にエジプトからシナモンを求めて航海に出たと記録があるほど、世界で古くから知られているのがシナモンというスパイスです。今ではいろいろな商品がカルディなどで市販されているので、いつでも購入できます。
本物のシナモンは芳香性にすぐれた熱帯性常緑樹で、セイロンシナモンとカシアが代表的なもの。日本の楠も同種ですが芳香は弱いです。
シナモンは菓子に効果的に使われることが多く、おいしいアップルパイに欠かせません。さつまいもやかぼちゃにもよく合います。またミルクティーに入れた「シナモンティー」や「フレンチトースト」にもシナモンはつきものです。インドや中近東にはシナモンを使った料理がたくさんあります。
シナモンパウダーの選び方
ここからはシナモンパウダーの選び方のポイントを詳しく解説していきます。シナモンの種類や容量をよくチェックすることが大切です。ぜひシナモンパウダー選びの参考にしてください。
産地による味の違いを比べよう
シナモンのおもな産地はスリランカですが、ベトナムやインドネシア、中国などでも生産されています。とくに人気が高いのがスリランカ産の「セイロンシナモン」で、上品な甘い香りがパンやお菓子に合います。
「カシア」という人気のシナモンはベトナムや中国などで生産されており、濃厚な香りがあります。少し刺激があるのが特徴。
日本でもニッキが古くから使われていますが、シナモンとは種類が異なります。甘い香りと強い辛味がありますが、希少なのでかなり値段が高めです。
料理に合わせて種類を変えよう
セイロンシナモンは刺激が少なくて上品で繊細な香り、やわらかな風味が持ち味。アップルパイやケーキなどのお菓子に使いたい方は、セイロンシナモンパウダーが適しています。
カシアシナモンは濃厚な香りと刺激の強い辛味が特徴。コーヒーや紅茶、赤ワインなどにカシアシナモンの粉末を入れると気分がリフレッシュします。セイロンシナモンより安価なので、料理の下味などに向いています。
用途に合わせてパッケージを選ぼう
【エキスパートのコメント】
容量やパッケージを選ぶ際は、用途や使う頻度をイメージしてみましょう。容量は、小さいものは20g前後からあり、パッケージは、瓶、缶、袋などがあります。あくまで参考値ですが、シナモンパウダーの使用目安量は、一般的な小瓶ひと振りで約0.1g、シナモンロールづくり1回分で小さじ1〜2杯(約2〜4g)。
パンやドリンクに振りかけたい方は、小瓶タイプがおすすめです。おしゃれなデザインの瓶は、キッチンのインテリアとしてもステキですよね。
お菓子や料理に使いたい方は、1回の使用量が多いので、容量のあるものを選びましょう。袋タイプや詰替え用がおすすめです。
農薬などが気になるなら有機JASマークのものを
シナモンパウダーには、有機JASマークがついているものもあります。有機JASマークとは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で生産されたと認められた食品に付けられるマークです。
オーガニックのものを選びたい人は、シナモンパウダーに有機JASマークがついているかついていないかも選ぶ基準になります。
ブレンドされていれば調理のしやすさもアップ
【エキスパートのコメント】
使いやすさや時短を考えて、シナモンに調味料やスパイスが加えられたブレンドタイプを選ぶのもポイント。
シナモンは比較的芳香が強いスパイスなので、ほかの材料と混ぜ合わせることで調香され、ほどよく香りのよさを感じることができるでしょう。
シナモンシュガーは砂糖がしっかりとシナモンをまとい、自分で混ぜる手間いらずでサッとふりかけられますね。シナモンと複数のスパイスがブレンドされたミックススパイスは、料理に加えるだけでおいしさを格段にアップできるすぐれものです。