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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。
予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。
幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。
くっつく時間が短く、しっかり貼り付けられる瞬間接着剤。手芸やDIY、ガンプラなどのプラモデル製作にとても便利なアイテムです。本記事では、瞬間接着剤の選び方やおすすめ商品をご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。
瞬間接着剤の選び方
それでは、瞬間接着剤の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】種類・タイプ
【2】機能性
【3】粘度
【4】ハケやブラシ付きかどうか
【5】小分けタイプかどうか
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】種類・タイプをチェック
瞬間接着剤の粘度は、商品によって異なるため、それぞれの特徴をみていきましょう。
▼多用途タイプ:いろいろな材質に対応できる
幅広い用途に使いたい場合は、複数の材質に対応した多用途タイプが適しています。プラスチックから合成ゴム、木材、金属など、あらゆるものに使えるため、ひとつ持っておけば普段使い用の瞬間接着剤として便利でしょう。
ただし、多用途タイプといってもすべての材質に使えるわけではありません。商品ごとに接着できるものとできないものがあるため、パッケージ表記などを確認してください。
▼白くならないタイプ:プラスチック接着向け
プラスチックに瞬間接着剤を塗ると、まわりにはみ出した接着剤が白く変色する場合があります。これは、白化現象と呼ばれるものです。
白化現象によって見た目が損なわれるのを防ぐには、プラスチック用の瞬間接着剤を使いましょう。プラスチック製のプラモデルやおもちゃなどをくっつける際も、白化現象が起こりにくく、きれいに仕上がるでしょう。
▼エポキシ樹脂タイプ:金属系の接着向け
金属は、圧がかかったり温度があがったりする場所に使われることの多い材質です。そのため、瞬間接着剤を使用するなら、強靭なエポキシ樹脂系のものが適しています。
耐水性にもすぐれているほか、商品によって80~120度の耐熱性があるのも特徴です。ただし、直接火に触れるような場所の場合、温度に耐えきれない可能性もあるため、注意が必要です。
▼専用タイプ:木材や革素材向け
DIYが好きな人は、木材や革素材を扱うことも多いことでしょう。そんなときには、木材や革専用に作られた瞬間接着剤がぴったりです。木材同士をくっつけたいときなどに役立ちます。
ボンドも使用できますが、瞬間接着剤を使えばよりスピーディに接着できて作業がスムーズに進むのがメリットです。日曜大工や趣味用に使いたい場合は、専用タイプをチェックしましょう。
【2】機能性をチェック
瞬間接着剤には耐衝撃性や耐水性に特化したタイプがあります。使う場所に合わせて選ぶようにしましょう。
▼負荷がかかる箇所には「耐衝撃接着剤」がおすすめ
瞬間接着剤は、通常、強い衝撃が加わると、取れてしまいやすいデメリットがあります。そのため、負荷がかかりやすい場所の修理に使いたい場合は、耐衝撃タイプの瞬間接着剤がぴったりです。
衝撃や振動に強いのが特徴で、金属や合成ゴムなど多用途に使える商品もあります。各種部品や、工芸品、おもちゃ、釣具などの接着に活躍するでしょう。
▼雨など水に濡れる場所には「耐水性」があるものを
屋外のものに使用する場合は、雨で濡れる可能性が考えられるため、耐水性がある瞬間接着剤を利用しましょう。
商品によっては、食洗機で使用できるほどの耐水性を誇るものもあります。金属、硬質プラスチック、陶磁器など、多用途で使用できる商品を選べば使い勝手がいいでしょう。DIYや手芸のほか、水槽・自転車・靴底の修理など、さまざまな場面でも使用可能です。
▼接着箇所がわかりやすい「変色タイプ」も
瞬間接着剤といえば、透明色のイメージも強いですが、なかにはあえて色がつけられている商品もあります。
変色タイプといって、色つきの接着剤を塗ってからしばらくすると、透明に変化します。色がついているため、塗りすぎや塗り忘れが防げるのが大きなメリット。
なお、硬化後も色が変化しないタイプの製品もあるため、用途に合わせて使い分けましょう。
【3】粘度をチェック
接着される側、接着する側のどちらにも対応していないと、完全に接着することはできません。粘度に注目して選びましょう。
▼「液状タイプ」は平面接着に向いている
液状タイプは接着面に素早く浸透するのが特徴。金属やプラスチックなどの平面を接着するのに向いています。木材に液体タイプを使うと染み込んでしまうので気を付けましょう。
▼「ゼリー状タイプ」は細かな接着面に向いている
ゼリー状タイプは量の調節がしやすく、たっぷり塗りたいときにも便利です。細かな接着面でも扱いやすいので、いろんな素材に対応できるでしょう。
【4】ハケやブラシ付きかどうかチェック
ハケやブラシが付いているタイプは細かい部分など、接着したい部分に接着剤が塗りやすいといった特徴があります。細かいプラモデルのパーツや大きいパーツにもハケでサッとひと塗りすれば、付けすぎることも防げます。
【5】小分けタイプかどうかチェック
瞬間接着剤は、家庭でのちょっとした修理に使う程度であれば、使用頻度はそれほど高くありません。1度開封したものをしばらく置いてからまた使おうとしたときに、口の部分に付いた接着剤が硬くなって使えなくなってしまうことも。
そんなトラブルを避けるには、小分けタイプの製品が役立ちます。使い捨て分量の接着剤がいくつかセットになっており、つねに新しい状態で使えるので便利です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)