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【この記事のエキスパート】
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート:石関 華子
埼玉県出身、高知県在住。一児の母。慶應義塾大学文学部仏文科卒。三越日本橋本店の洋酒担当を経てワインやビール、ウィスキーなどの洋酒全般の知識を培い、2016年、J.S.Aワインエキスパートの資格を取得。
現在はOffice Le Lionの代表として、高知県内のワイナリーのアドバイザーやワイン検定の講師を務める一方、ワインに関連する記事やコラム等の執筆も多数手がけています。2019年、日本ソムリエ協会高知支部副支部長に就任。
この記事では、ビール大国として有名なドイツのビールの選び方とおすすめ商品を紹介します。日本では定期的に開催されるオクトーバーフェストが毎年大人気です。ヴァイツェンやケストリッツァーといった人気銘柄を中心に、ラガーや白ビールなど日本で買える瓶・缶ビールを厳選!
ドイツビールとは?
ドイツには「ビール純粋令」という世界最古のビールの製法に関する厳しい法律があり、その規則に沿ってビール造りが行われています。
この法律のもとでは、ビールの原料に使用できるのは「麦芽」「ホップ」「水」「酵母」のみ。日本の酒税法では原料に麦芽を50%以上使用すれば「ビール」と名乗ることができるので、この法律がいかに厳格であるかがわかります。
このような厳格な法律のもとで造られるドイツのビールは、非常に質が高く、麦芽の純粋なおいしさが味わえるビールということができるでしょう。
ドイツビールは海外ビールのなかで1番人気!
マイナビニュース・ウーマン会員計301名にアンケート調査を行ったところ、海外ビールのなかで1番人気はドイツビールでした。日本でもオクトーバーフェストが開催されるなど、ドイツビールの知名度は抜群。納得の結果ですね。
2位はアメリカビールでした。アメリカビールと言われると聞きなれないですが、「バドワイザー」などは日本でも有名ですよね。
今回上位ではありませんでしたが、伝統と歴史のあるベルギービールやイギリスビール、最近日本でも手に入りやすくなったタイビールもそれぞれの良さがあります。海外ビールの詳細については記事末に関連リンクがあります。興味があればぜひチェックしてみてください。
みんなに聞いた海外ビールを選ぶポイントは?
海外ビールを選ぶポイントを聞いてみたところ「味やビアスタイル」が1位でした。全体感として、そのほかの項目も満遍なく票が集まっています。海外ビールにおいては、人それぞれ選ぶ基準にバラツキがあると言えるでしょう。
また「ブランド」が4位となっています。そもそも海外ビールは国内ビールより割高。海外ビールが好きな人は、価格だけでなく、味わいや飲み口で選ぶ傾向が強くなってくるので、おのずと好きな銘柄(ブランド)も決まってくるのでしょう。
ドイツビールは有名な銘柄からマイナーな銘柄まで種類が豊富。これから説明する選び方も参考に、ぜひお気に入りのドイツビールを見つけてみてください。
ドイツビールのおすすめを動画でみる
人気のあるドイツビールの中でも、手っ取り早く有名な銘柄だけ知りたい方なら、編集部で用意したYouTubeのショート動画で確認することができます。時間のない方は、ぜひ動画をご視聴ください。
ドイツビールの選び方
ここからはワインエキスパートの石関 華子さんのアドバイスをもとに、ドイツビールの選び方を紹介していきます。
<ドイツビールの選ぶポイント>
【1】醸造方法
【2】ビールの種類
【3】アルコール度数
それでは説明していきます。
【1】醸造方法によって味わいが違う
ドイツビールは醸造方法によって、エールビールとラガービールに分かれます。醸造方法による味わいの違いを知っておきましょう。
苦みが少ない『エールビール』
ドイツの北のほうで作られるエールビールは、発酵もろみの上に浮き上がる酵母を使い常温(約16~24℃)で短期間発酵(上面発酵)させて作られるビールのことで、芳醇で濃厚な味わいになります。ラガービールに比べて苦味が少ないため、ビール初心者の方でも飲みやすいでしょう。
喉越しスッキリな『ラガービール』
ドイツの南のほうで作られるラガービールは、発酵もろみの下面に沈む酵母を使い低温(約10℃前後~それ以下)で長期間発酵(下面発酵)させて作られるビールのこと。すっきりとした味わいと爽快な喉越しが特徴です。日本のビールの大半はこのラガービールなので、日本のビールが好きな方は、まずはこのタイプのドイツビールから試してみるのがおすすめです。
【2】ビールの種類をチェック
ドイツビールは色味や風味などでいろいろな種類があります。有名な種類のドイツビールの特徴を知っておくと、好みのものが見つかります。
女性人気が高い! 白ビールの『ヴァイツェン』
小麦麦芽を50%以上使ったドイツの伝統的なビールです。ビールの色はホワイトではなく限りなく薄い黄色です。日本では白ビールと呼ばれています。バナナをどこかに感じ、フルーティーで苦味が少ないやわらかな味なので、女性から好かれています。地方によって、ヴァイツェンだったり、ヴァイセと呼ばれています。
フルーティーさを感じる『ケルシュ』
ビールの愛飲国ドイツのケルン地方で伝統的に造られているビールです。ビールの色は薄い黄色。ケルシュ協定に調印した蒸留所のみがケルシュと名乗ることができます。上面発酵を使いながら、低温熟成するので、どこかフルーティーさを残しつつ、スッキリと飲むことができる味わいです。
日本人に馴染み深い『ピルスナー』
こちらはチェコで誕生したスタイルのビールです。黄金色で日本人に馴染みのある大手ビールメーカーのサッポロやアサヒなどでもお手本にしたビールスタイルです。ホップの苦味がきいて爽快な香りが特徴です。
黒ビール初心者におすすめの『デュンケル』
デュンケルは、麦芽をローストして作った黒ビールです。ドイツ・ミュンヘン地方で多く作られています。黒ビールは苦みが深いイメージがありますが、デュンケルは苦みが少なく、まろやかな口当たりが特徴です。黒ビール初心者の人でも飲みやすくなっています。ビールから感じられる麦芽の甘みと香りのバランスがよいのも魅力です。
黒ビールの『シュバルツビール』
ドイツ語で黒という意味のシュバルツ。ラガービールの種類ですが、飲み口はすっきり爽やかなのが特徴です。コーヒーぽさやチョコレートぽさを感じるコクのある旨味も感じられます。ちなみに、スタウトとポーターはエールビールの種類です。
華やかなホップの香りの『アルト』
ドイツ語で古いという意味のアルト。上面発酵酵母と低温熟成で作られています。色合いは茶色ですが、。モルト数種類を焙煎した香ばしい香りや、華やかなホップの香りが特徴。アルトビールらしいしっかりとした苦味もあるので、ドイツビール好きの方には特におすすめです。
きめ細かな泡が特徴の『ドルトムント』
きめこまやかな泡と芳醇な香り、まるでピルスナーのような軽快な味わいが特徴的。日本のビールとの類似点も多く、日本人にもなじみやすい味わいです。そのため、日本のビールがお好きな方がドイツビールデビューをする際にうってつけの1本といえるでしょう。
アイラウイスキー好きにおすすめの『ラオホ』
ラオホはドイツ語で煙という意味です。ビールの色味は茶色。町全体が世界遺産に登録されているバンベルグ(ドイツ)発祥のビールです。燻製麦芽を使っていて、とてもクセのある味わいですが飲んでいくうちにハマってしまう味わいがあります。
濃厚な飲み口が特徴の『ボック』
ダークブラウンのビールの上に、キメの細かい濃密な泡が乗った圧巻の見た目。甘みと酸味が際立つ濃密な香りとインパクトのある濃厚な飲み口が特徴です。温度はやや高めに設定するのがおすすめ。ボックビールならではの濃厚なコクと芳醇な香りが、より一層楽しめます。
【3】アルコール度数も確認する
アルコール度数が低いビールはあっさりとしていて飲みやすい印象が多く、アルコール度数が高いビールは濃厚な味わいが多い印象です。食べる料理に合わせて選ぶのもおすすめです。グビグビ喉越し良く飲みたいときは度数が低めのものを、ゆっくりあじわいたい料理のときはコクのある度数が高めのものを選ぶと良いでしょう。
食事に合わせて飲むなら、うま味やコクが豊かな「ケルシュ」や「シュバルツ」などがおすすめ。ビールのコクとうまみが料理のうま味を一層引き立ててくれるでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)









