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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター:坂口 愛
「片付けなくてもいい住まいの収納計画」DRAWER DESIGN坂口愛です。
日々の片付けに追われることがない住まいと暮らしのアイデアを探求し「幸せな笑顔・夢の実現」をコンセプトに独自のロジックによる「必ず片付く数の法則」「片づけなくてもいい住まいの収納計画」を提案。保有資格は整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター・ライフスタイルプランナーを保有。 住まいづくりと経験を活かした暮らしに彩を与えるエッセンスをお伝えしています。セミナー講演、収納モデルルーム設計など、全国にて活動中。
この記事では、紛失や盗難を防げるパスポートケースの選び方とおすすめ商品を紹介します。いらない? という意見もありますが、スキミング防止など重宝する機能が付いているものも。無印良品の人気商品や、首下げタイプ、おしゃれなレザー製、高級ブランドの製品などを厳選。
海外で安心・安全に活動するために
パスポートケースの選び方
整理収納のプロ・坂口 愛さんにお話をうかがい、パスポートケースを選ぶときのポイントをご紹介します。
【1】収納タイプで選ぶ
【2】携帯するスタイルで選ぶ
【3】素材で選ぶ
【4】防犯性能の有無で選ぶ
【5】突然の雨にも対応!防水性能つき
【6】高級ブランドはできるだけシンプルなデザインを
それぞれ解説しているので参考にしてみてください。
【1】収納タイプで選ぶ
パスポートケースは、収納するモノの数と量によって、3つのタイプに分けられます。
パスポートの保護を目的としたブックカバー型の単体で使用するカバータイプや、通貨などを一緒に持ち運べるお財布型のウォレットタイプ、旅の記録と一緒に持ち運べるオーガナイザータイプなどさまざまな商品があります。
それぞれ好みがあると思いますが、重視してもらいたいのは、空港で出入国をする際の取り出しやすさ。ブックカバー型のタイプは出入国の際にカバーを取り外す必要があります。これらの点をふまえて選び方のポイントを見ていきましょう。
パスポートだけを収納するなら「カバータイプ」
パスポートの汚れや破損防止を目的とするならカバータイプが最適。種類も豊富で自分の好きなデザインが選べます。ただし単なるカバーなので、観光などで外出する際には、バッグ等に入れて持ち運ぶ必要があります。探しやすい色やデザイン、また出入国時を考えるとカバーの着脱がしやすいものが便利でしょう。
現金やカードなども一緒に収納するなら「ウォレットタイプ」
パスポートとともに現金やクレジットカードなどを収納できるのがウォレットタイプ。海外ではショッピングの際にパスポートの提示が求められるケースもあるため、一緒にまとまっていると便利です。
その一方で、貴重品など大事なものがひとつにまとまっているので、紛失や盗難などにあわないよう、細心の注意が必要です。ストラップつきなどの身につけるタイプは、服の下に隠せるコンパクトなものを選ぶといいでしょう。
ひとまとめに収納したいなら「トラベルオーガナイザー」
パスポートや財布などの貴重品以外にも、カード類、航空チケット、スマホや観光ガイド、筆記具、イヤホンなど、すぐに取りだす可能性のある小物系までを収納できるのがオーガナイザータイプ。内側に仕切りやクリアポケットがついていて便利です。
長財布をひとまわり大きくしたようなサイズ感で、手持ちタイプやショルダータイプなど持ち運びスタイルのバリエーションも増えています。バッグに入れて持ち歩く場合は、バッグに入る大きさかどうかもしっかり確認しておきましょう。
【2】携帯するスタイルで選ぶ
パスポートを持ち歩くスタイルによっても選ぶ種類が異なってきますので、自分にあったスタイルをイメージしてみましょう。
バッグにそのまま入れるなら丈夫なものを
持ち運ぶバッグにインナーポケットがない場合、パスポートがほかのものとごちゃ混ぜになって探せなかったり、折れ曲がったりすることがあります。大切なパスポートを保護するためにも、厚みや強度のある丈夫なパスポートケースを選びましょう。
パスポートと一緒にカードや現金などを収納したい場合は、ファスナーやボタンつきのものが便利です。しっかり閉じられるので、中身が飛び出す心配がありません。
出し入れのしやすさなら手持ちスタイル
セカンドバッグのように手でまたは小脇に抱えて持ち運べるタイプ。中のモノをスピーディに出し入れできるのがメリットです。落下防止用にストラップがついているものもあり、見た目もスマートで持ちやすくなっています。片手がふさがってしまうのがデメリット。また他人から見えているので、モノの出し入れの際には、周囲に気を配るようにしましょう。
防犯面を気にするなら首下げタイプ
紛失や盗難の心配が少ないのが、ストラップのついた首下げタイプ。身近にある100均でも手に入れることができます。コンパクトで軽いものなら服の下に隠れるように身に着けることが可能。首への負担が少なく、両手があけられるので、アクティブに行動できるでしょう。
ストラップがもろいと引っ張られたときにちぎれる可能性があるため、ストラップや金具の強度をよく確認しておくことが大切です。
身につけられて便利なウエストポーチ
腰回りに巻きつけて使用するウエストポーチタイプ。ウエスト部分にバッグが固定されるので、なかのものを出し入れしやすいのがメリットです。小ぶりのウエストポーチなら上着の下に隠して持ち運びができます。
ウエストポーチは便利な反面、周囲から貴重品が入っていることが分かりやすいアイテムでもあります。防犯面に配慮して、バッグの位置が前にくるように身につけるといいでしょう。
外から見えないシークレットポーチ
より防犯面に気を配りたい方にぴったりなのがシークレットポーチです。シークレットポーチは肌着の上に装着するタイプで、外からは見えません。ウエストポーチよりも薄く、平たい形をしており、パスポートやカード類、紙幣などの貴重品を隠して携帯することができます。
最小限の持ち物で身軽に旅行を楽しみたい方にも適したタイプです。
【3】素材で選ぶ
パスポートケースは、素材によって機能性が変わります。主に、ポリエステルと革が良く使われているので素材も確認しましょう。
軽くて丈夫な「ポリエステル」
ポリエステルは軽くて丈夫なので、良く使われる素材です。比較的、手に取りやすい価格のものも多く、カラーやデザインが豊富です。防水機能も兼ね備えてる商品も多いので、パスポートケース選びに迷った際はポリエステル素材を選ぶと良いでしょう。
おしゃれで高級感溢れる「革」
革製のパスポートケースは、高級感に溢れ、大事なパスポートを入れるのにもぴったり。持っているだけでおしゃれで品があるように見えるので、ビジネスシーンにも最適です。
また、本革は、使えば使うほど経年変化を楽しむことができるのも革製品の魅力。1つのもっておけば、長期にわたって愛用できます。
【4】防犯性能の有無で選ぶ
現在、みなさんが持っているクレジットカードの多くは、接触式カードなので、カバンの外からスキミングされることはありませんが、特別な装置を使って個人情報を盗む事件も。そのため、スキミング防止機能付きのケースやバッグを検討するとよいでしょう。
また、空港のカフェや免税店などで手に持っていたパスポートを置き忘れたり、旅先でスリなどに合ったりしないように、取っ手付きやキーリングで固定できるタイプの商品や、ショルダータイプの商品を選ぶのもいいでしょう。
【5】突然の雨にも対応!防水性能つき
外出中、急な雨に見舞われてしまうと大切なパスポートや一緒に入れた紙幣、書類などが濡れてしまうことがあります。そんな事態を防いでくれるのが、撥水(はっすい)または防水性能のあるパスポートケースです。
防水性能をもつパスポートケースには、湿度の高い場所に対応したものや、汚れがつきにくい防汚加工が施されたものもあります。雨季、湿気が高いなど季節や渡航先の気候に応じて選ぶといいでしょう。
【6】高級ブランドはできるだけシンプルなデザインを
ヴィトンやグッチなどハイブランドのパスポートケースを選びたい人もいるでしょう。けれども、海外渡航中は日本とは違う意識での行動が求められます。渡航先によっては日本人は裕福なイメージがあり、スリや強盗などの被害にあいやすいのです。
一目でハイブランドとわかるデザインのパスポートケースは、「お金をもっている」とさらにターゲットにされやすい可能性があります。ハイブランドのものを選ぶなら、ブランドのロゴを誇張しない、シンプルなデザインのものを選ぶことも大切です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)