伊賀鉄道は伊賀市が進める忍者市プロジェクト事業の一環として、伊賀線と上野市駅の愛称をそれぞれ「忍者線」「忍者市駅」と命名することを記念し、記念乗車券と記念入場券を発売する。忍者市(上野市)駅と茅町駅に新しい記念スタンプも設置される。

  • 「愛称『忍者市駅』命名」記念乗車券(表面・裏面)

「愛称『忍者市駅』命名」記念乗車券は、上野市駅の愛称を「忍者市駅」と命名することを記念した、縦横13.2cmの手裏剣型記念乗車券。忍者市駅や忍者列車のイラストをデザインし、乗車券の利用後に持ち帰ることもできる。

発売期間は9月30日までとされ、忍者市(上野市)駅から大人360円区間の片道乗車券となっている。発売額は360円。発売数は初回500枚。発売箇所は忍者市(上野市)駅。

  • 忍者市(上野市)駅と茅町駅の新しい記念スタンプ

新しい記念スタンプは、観光で訪れた利用客の記念となるように、伊賀線活性化協議会が平成30年度伊賀線活性化事業の一環として作成し、忍者市(上野市)駅と茅町駅に2月22日から設置している。

忍者市(上野市)駅のスタンプデザインは、大正時代に建てられ、いまも街のランドマークとして市街にたたずむ駅舎と、伊賀鉄道の公式マスコットキャラクター「ふくにん」をアレンジ。茅町駅のスタンプデザインは、全線単線の忍者線(伊賀線)で行き違いができる駅であることがわかるデザインとし、芭蕉五庵のひとつである蓑虫庵の最寄り駅であることをアピールしている。

スタンプは両駅とも改札口付近に設置され、設置時間は忍者市(上野市)駅が始発列車から最終列車まで、茅町駅が7~8時(係員がいる時間帯)とされている。

  • 「愛称『忍者市駅』命名」記念入場券

その他、「愛称『忍者市駅』命名」記念入場券も2月22日に222セット限定で発売された。忍者市(上野市)駅の硬券タイプの入場券3枚に特製台紙を付属したセット商品(1セット600円)で、入場券の日付はすべて「31.-2.22」とのこと。紙A4横サイズ(裏面無地)の台紙には、「忍者市駅」が掲げられた駅舎、ご当地駅名標、忍者列車があしらわれている。