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【この記事のエキスパート】
アウトドア&旅ライター・編集者:大森 弘恵

アウトドア&旅ライター・編集者:大森 弘恵

オートキャンプ雑誌、アウトドア雑誌の編集部を経て、フリーランスに。

現在はアウトドア(おもにキャンプとウインターアクティビティ、野外料理)、旅をテーマに雑誌やWEBマガジンで活動。

趣味は30年ほど前からはじめた国内外でのオフロード・ツーリング&キャンプ。最近、ハンモック泊の心地よさに感激。


火を使わず安全・手軽に明かりを確保できるLEDランタン。最近はかなり明るく照らせるモデルも多くキャンプでは必須のアイテムです。コールマンやジェントスをはじめ各人気メーカーから大型、小型、おしゃれな商品が多数発売されています。そこでこの記事では、LEDランタンの選び方とおすすめ商品を紹介します。

LEDランタンとは?

LEDランタンとは、電池や充電池を使用した電気のランタンのことです。 ガスやガソリンの燃料系ランタンとは違い、火を使わないため、倒したり触ったりしても火事や火傷の心配がありません。また、室内ランタンとして使用しても、一酸化炭素中毒を引き起こすこともないので、普段使いも可能です。

火を使わないので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。キャンプなどのほかにも、防災グッズとして使用できるので便利です。

LEDランタンの選び方

キャンプなどのアウトドアシーンに欠かせないランタン。なかでも、「LEDランタン」は、火を使わない安全性や、調色・調光機能にすぐれたモデルが豊富にあるため、人気を集めています。防災ランタンとしても便利なアイテムなので、一家に一台常備しておくといざというときに安心です。

この記事では、LEDランタンの選び方をご紹介します。用途によって必要な明るさや製品の大きさもさまざまありますので、こちらの記事をぜひ参考にしてみてくださいね。

ポイントは下記。

【1】使い方に合わせた明るさで選ぶ
【2】連続点灯時間にも注目
【3】電池式や充電式など給電方式で選ぶ
【4】用途に合った色の電球を選ぶ
【5】防水機能はIPX5以上だと安心
【6】さまざまな場面を想定して3WAYタイプを

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】使い方に合わせた明るさで選ぶ

LEDランタンの場合、明るさの目安となる単位は「ルーメン」です。照らされた場所の明るさを示す「ルクス」は、ランタンとの距離によって変わりますが、ルーメンは全方位の光の量をあらわすため、距離は問いません。

睡眠前に刺激の強い光を眺めると、うまく眠れないこともあるため、テント内なら100ルーメン以下に調整できるタイプがよいでしょう。決して大光量=ベストな選択ではありません。

メインランタンなら「1000ルーメン」以上

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一般的な60W電球の明るさは810ルーメンといわれており、キャンプ用の1000ルーメン以上だと、ファミリーキャンプの2ルームテントなどの広い場所で用いられるのが一般的です。ソロキャンプであれば、300ルーメンもあれば十分でしょう。

サブライトにするなら「150~300ルーメン」クラスのものを

メインのランタンを明るいものにしても、実際にキャンプ場に行ってみると人影やタープなどで手元に影ができ、作業や調理がしにくくなります。そんなときはサブライトを利用して、手元を照らしてください。

サブライトとして使用するのであれば、150~300ルーメンクラスのものが適しています。テーブルの上に置いてもまぶしすぎない明るさのものを選んでください。

「100ルーメン」前後のものは持ち歩きにぴったり

テントのなかで寝る前につけておいたり、トイレに行くときに持っていくのであれば、100ルーメン前後のランタンがあると便利です。家族でキャンプに行く場合は、サブランタン以外に持ち歩き用のランタンを購入しておくとよいでしょう。持ち歩き用のランタンがあれば、サブランタンを使っている最中でもトイレなどに行きやすいです。

持ち歩き用のランタンは、軽くて持ち歩きやすいものを選んでください。

【2】連続点灯時間にも注目

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LEDランタンを選ぶときは、連続点灯時間にも気を配りましょう。キャンプ場にはじゅうぶんな電源がないことも多く、電池などもかんたんには手に入りません。少ない本数の電池で長時間明るさがキープできるものやこまめに充電する必要がないものを選ぶと、快適に使えます。

最近は、消灯中の放電を抑えた設計のLEDランタンも登場しているので、チェックしてみましょう。

【3】電池式や充電式など給電方式で選ぶ

ここでは、電池式や充電式など給電方式の種類についてご紹介します。

電池式

電池仕様のランタンは、パワフルで連続点灯時間が長いのが特徴です。ただし、使い古しの乾電池を使っている場合は、予備電池が必要です。実はこれが思いのほか重いうえに、荷物がかさばってしまいます。

最近は、乾電池の本数を減らしても点灯できるものが増えてきています。とくに単1乾電池を利用するランタンでは、このシステムが重宝するでしょう。

充電式

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USB充電仕様は、電池仕様に比べて使用時間は短いものの、自宅でフル充電しておけば、充電用コードを持参するだけですみます。軽くて扱いやすいため、積載量に余裕のないコンパクトカーユーザーや徒歩キャンプ向きのランタンです。

コンセントタイプやシガーソケットを使用して充電するタイプ、手回しタイプやソーラータイプなどがあります。ソーラータイプは電源がないときに便利です。

また、大容量バッテリーを持つLEDランタンには、スマホやタブレットの充電ができるUSB出力ポートを備えたランタンもあります。AC電源を使えないキャンプ場や非常時にもスマホを充電できるのは助かります。

【4】用途に合った色の電球を選ぶ

LED電球とひと口に言ってもその色はさまざまです。自分が使う場面に合わせて明かりの色を選びましょう。昼白色の電球は自然な色と明るさが特徴です。長時間過ごしても疲れにくく、明るすぎることもありません。

リラックスしたいときは、電球色のLEDランタンを選ぶとよいでしょう。ぬくもりが感じられる電球色のLEDは、ゆったり過ごしたいときにぴったりです。どちらの色がよいか迷ったときは、明かりの色が変えられる「調色機能」つきのLEDランタンを選ぶとよいでしょう。

【5】防水機能はIPX5以上だと安心

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アウトドアで使うLEDランタンには、IPX5以上の防水機能 がついていると便利です。山の天候は変わりやすく、突然雨が降ってくることもありますが、防水機能がついたLEDランタンであれば天候を気にせず使えます。

テントのなかで使うとしても、飲みものをこぼしたり、テントのなかに雨水が侵入したりしたときも、防水機能つきならランタンが壊れずにすみます。

【6】さまざまな場面を想定して3WAYタイプを

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LEDランタンの形状は、「吊り下げ」「置型」「ハンディ」の3つに分かれています。この使い方しかしない! と決めているなら別ですが、理想は上記の3種類に対応する使い方ができると便利です。

アウトドアで使うなら、最低でも吊り下げ型と置型、防災用として使うなら置型とハンディになるものを選びましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)