Great Place to Work Institute Japan(GPTWジャパン)は2月8日、2019年版日本における「働きがいのある会社」ランキングを発表した。

大規模部門1位「セールスフォース・ドットコム」

  • 大規模部門ランキング(出典:働きがいのある会社研究所Webサイト)

同ランキングは、「働きがいのある会社」調査に参加を希望した企業の中から、一定水準に達した企業を「ベストカンパニー」として認定するもの。13回目となる今回は総計480社がエントリーし、過去最高の参加企業数となった。

大規模部門(従業員数1,000人以上)のランキングは、1位「セールスフォース・ドットコム」(クラウド型顧客関係管理システムの提供)、2位「Plan・Do・See」(ホテル・レストラン・バンケット運営・企画)、3位「ディスコ」(精密加工装置の製造・販売)、4位「アメリカン・エキスプレス」(クレジットカード等金融事業、旅行関連事業)、5位「プルデンシャル生命保険」(生命保険業)、6位「モルガン・スタンレー」(金融サービス)、7位「DHLジャパン」(国際物流サービス)、8位「LAVA International」(ヨガスタジオ等の運営)、9位「テイクアンドギヴ・ニーズ」(ウェディング、レストラン、ホテル事業)、10位「ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ」(製薬、医療機器、ヘルスケア製品の製造販売)。

中規模部門(100~999人)は、1位「コンカー」(出張・経費・請求書のクラウドサービス事業)、2位「サイボウズ」(グループウェアの開発、販売、運用)、3位「バリューマネジメント」(歴史的建造物の利活用を中心とした事業展開)、4位「freee」(クラウドERPソフトの開発・販売)、5位武蔵コーポレーション(資産運用コンサルティング)、6位「FCE Holdings」(RPA、人財育成、コンサルティング、教育)、7位「CKサンエツ」(金属製品製造業)、8位「アドビシステムズ」(クラウドソリューション事業)、9位「グロービズ」(教育事業)、10位「ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ」(コンサルティング)。

小規模部門(25~99人)では、1位「アトラエ」(人の可能性を拡げるインターネットサービス)、2位「and factory」(SmartphoneApp、IoT事業)、3位「GRIT」(英語コーチングPROGRITの企画・運営)、4位「イグニション・ポイントグループ」(経営コンサルティングと新規事業創出)、5位「iYell」(住宅ローンテック企業としてサービスを展開)、6位「gCストーリー」(施工事業、介護事業)、7位「マルケト」(クラウドを活用したマーケティング支援)、8位「リスティングプラス」(Web広告運用代行、LP制作)、9位「スタメン」(インターネットサービス、コンサルティング)、10位「ジェムスクール」(英会話スクール、学習塾の運営)となった。

同調査では「各社で取り組まれている『働き方改革』の施策により、働きやすさの向上には一定の成果をあげる企業が増えてきた。こうした取り組みを従業員の『働きがい』実現につなげ、真の『働き方改革』の成功のためにさらなる工夫や努力を重ねる企業が上位に名を連ねる結果となった」とコメントしている。