サイボウズ「チームワーク総研」は1月9日、2019年の新成人を対象とした「理想の働き方」に関する調査結果を発表した。調査期間は2018年12月14~16日、調査対象は1998年4月2日~1999年4月1生まれの新成人、有効回答は400人。
働きたいのは「人間関係が良い」職場
どんな社会人になりたいかと聞くと、「プライベートを重視しながら働きたい」が断トツに多く76.4%。一方、「バリバリがむしゃらに働きたい」は14.6%にとどまり、「働きたくない(専業主婦など)」という人も9.0%いた。
どこで働きたいかとの問いに対しては、47.7%が「地元で」と回答。以下、「東京で」が31.5%、「東京・地元以外の国内の地域で」が14.4%、「海外で」が4.3%と続いた。
働きたい組織は、「中小企業」が23.2%、「大企業」が23.2%、「公務員」が21.3%と、上位3位がほぼ同率となった。
どんな職場で働きたいか質問したところ、1位「人間関係が良い」、2位「自分が成長できる」、3位「定時で帰りやすい」との順に。他方、「忙しいが活気がある」「様々なテーマに挑戦できる」など忙しさを連想させるものは下位に沈んだ。
理想の社会人像を尋ねると、1位「父親」、2位「経営者/社長」、3位「母親」、4位「学校の先生/恩師」、6位「孫正義」、7位「イチロー」、8位「堀江貴文」、9位「大谷翔平」、10位「前澤社長」となった。