歌舞伎俳優の市川海老蔵一家に密着する日本テレビ系ドキュメンタリー特番『市川海老蔵に、ござりまする』が、来年1月14日(22:00~23:30)に放送される。

  • (左から)麗禾、市川海老蔵、勸玄=日本テレビ提供

同局の独占密着特番の第6弾となる今回は、妻・小林麻央との別れから1年がたち、手を取り合ってたくましく生きる海老蔵、そして2人の子どもたちが新たな一歩を踏み出した姿を追っていく。

7月、息子・勸玄は、初めての昼夜3役という大きな挑戦。海老蔵のライフワークでもある『源氏物語』を、歌舞伎座で新たな一大歴史絵巻として紡ぎ直すプロジェクトで、勸玄が演じる役の1つが、父も初御目見得で演じた「春宮(とうぐう)」で、父である光源氏と、運命により遠く引き裂かれるという役どころだ。

その舞台を終えて、勸玄のお疲れ様会と、娘・麗禾の誕生日祝いをかねて、屋形船でのパーティを開催。親しい友人や一門のメンバーに囲まれて大はしゃぎの2人だが、時に寂しさを見せながら、母の分も父を支えようとする麗禾。麻央さんが亡くなって1年の、3人それぞれの“今の気持ち”を追う。

そして秋には、来年1月の舞台で、海老蔵・麗禾・勸玄の本格的な初共演が実現することを発表。勸玄は、これまでより複雑な役どころに挑戦することになり、取材班は、これまでカメラの立ち入りが許されなかった子供たちの稽古の撮影を初めて許された。この番組の放送日に、まさに公演中の3人共演に向けての歩み、そして市川宗家としての海老蔵の「新たな挑戦」を、最新映像を織り込みながら、伝えていく。