俳優の斎藤工が、フジテレビ系年末時代劇スペシャル『剣客商売 手裏剣お秀』(21日21:00~23:12)の撮影について、感想を語った。

  • 斎藤工=フジテレビ提供

江戸時代屈指の剣の達人であり、剣を世渡りの手段(商売)としながら、軽妙洒脱に生きる秋山小兵衛(北大路欣也)の人生と事件を描いた、池波正太郎氏原作の同作。斎藤は、小兵衛の息子・秋山大治郎役で出演する。

斎藤は「数年ブランクがあるのですが、キャストの皆さんだけじゃなく、京都のスタッフの方とも歴史があった上での今回ということで、作品に対してというより、京都に帰ってきて実感する“ただいま”、“おかえり”の関係がとてもありがたいです」と感想。

また、北大路について、「普段から僕の作品を見てくださるたびに、すぐお電話をいただいたりと、本当に親のようなまなざしで見守ってくださっています。この作品には、そういったことも自然と織り込まれているなと感じています。北大路さんが演じられている偉大な小兵衛さんが軸にあるからこそ、こうやって集まったときに、大きなチームが迷いなく進めるのだと思います」と述べた。

その上で、今作の見どころについて、「僕らが、自分や大事な人を守るために何をすべきか考えたときに、精進するということ以上に、自分の根の部分をしっかりと磨くということが、この作品の中では描かれています。小兵衛さんの言葉にも、そんなヒントがたくさん隠されていて、心動かされる瞬間があると思います」とアピールした。

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