バレーボールの久光製薬スプリングス対トヨタ車体クインシーズの一戦が12月8日、佐賀県総合体育館で行われ、スプリングスが3-0(25-21、25-23、32-30)で快勝した。
クインシーズ戦は、日本代表でも活躍するウイングスパイカー・新鍋理沙選手が躍動した。特に活躍が目立ったのは2-0で迎えた第3セット。新鍋選手の緩急をつけたスパイクなどでスプリングスがゲームを有利に運ぶものの、WESTERN CONFERENCEのライバル・クインシーズが驚異の追い上げを見せる。一度は逆転されたスプリングスだったが、終盤は新鍋選手にボールを集め、粘るクインシーズを振り切った。
また、神戸でのPFUブルーキャッツ戦でチーム最多得点を叩き出したフォルケ・アキンラデウォ選手は、この日もチーム最高となる16得点をマーク。その決定率も76.2%(16/21)という非常に高い数字で、チームの佐賀での開幕戦勝利に大きく貢献した。
勢いに乗るスプリングスは翌9日の東レアローズ戦にも3-1(25-19、15-25、25-22、25-22)で勝利し、勝ち点を22にまで伸ばした。この結果、他チームより最大で2試合消化が少ないものの、9日終了時点でWESTERN CONFERENCEの暫定首位に浮上した。
なお、本年度のV.LEAGUE DIVISION1 WOMENは9日が最終戦となり、2019年1月5日からリーグが再開。スプリングスは同日、黒部市総合体育センターにて岡山シーガルズと対戦予定となっている。