音楽デュオのコブクロが、30日に放送されるテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜 20:00~)に出演し、アイドルグループ・欅坂46の「サイレントマジョリティー」をアコースティックバージョンでカバーする。
コブクロの小渕健太郎は、以前、欅坂のコンサートを観に行ったこと明かし、「特に好きな曲」という「サイレントマジョリティー」について、「まるで、ロックバンドやパンクバンドがもつメッセージを浴びているかのような、心をかきむしるような感覚を、その後、自分の曲作りにも生かせました」と魅力を語る。
さらに、「アコギ1本でやってみようとアレンジしたところ、2人でのハーモニーが面白く、新しく、今回カバーさせていただくことになりました」と経緯を明かし、「歌の、特にサビの言葉の字振りが、自分たちの音楽にはないテイストとリズムなので、そこをきちんとなぞりながら、コブクロとしてハーモニーを奏でられるように練習しました」と話した。
コブクロは他にも、20周年記念ソングとなっている「晴々」を披露する予定。小渕は「20年間、僕は何をしてきたのかなと考えた時に"シンプルにただ黒田(俊介)の声を世界中に届けたいと思っていたら、数えきれないほどの曲ができた"ということを1曲にしました」と紹介した。また、「20周年を迎えられたことは、僕らにとってとても大きく、感謝の思いと共に、晴れやかな気持ちが強く生まれました」と振り返り、「20周年という大きな大きな扉をファンの皆さんと心一つにして開けるイメージで、アップテンポな曲。まさに『晴々』とした思いです」と述べた。
今夜の放送では、絢香が篠原涼子主演映画『人魚の眠る家』の主題歌「あいことば」、中島みゆきの名曲をカバーした「糸」を披露。DAIGOは、12月5日発売のカバーアルバムから、WANDSのヒット曲「もっと強く抱きしめたなら」を披露する。