11月3日開幕の「V.LEAGUE Division1 WOMEN」で東レアローズと対戦する久光製薬スプリングスは10月27日、兵庫県神戸市内で公開練習を行った。
この日は朝9時30分に練習を開始し、午前中は酒井新悟監督による熱のこもったミーティングと個人練習が行われた。午後には全体練習が実施され、各メンバーは自身の課題を踏まえながらアタックやサーブなどのメニューに取り組んでいた。
今シーズンより新たにVリーグがスタートするとあり、昨シーズンのV・プレミアリーグ優勝チームである久光製薬スプリングスは「初代Vリーグチャンピオン」の座を狙っている。
2017-2018シーズンの最高殊勲選手賞である石井優希選手は「ファンの皆様に喜んでもらえるような展開を私たちがバレーでつくって、それをつなげていって最終的に初代王者になれればいいなと思っています」ときっぱり。
そのための個人課題にバックアタックを挙げ、「ディフェンス面で安定しながら積極的に攻撃に絡んでいき、どんどんバックアタックに参加しながら前衛の選手を助けられるようなプレーを磨いていきたいと思います」と話した。
石井選手と同じく日本代表で活躍する岩坂名奈選手も「初代チャンピオンになれるよう、ファンの方と一戦一戦がんばっていきたいと思います」とシーズンの抱負を語った。
なお、久光製薬スプリングスは11月3日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で初戦を迎える。