漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインによるトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ』。第11弾は9月1日に、初の地方公演として仙台サンプラザホールで行われ、2,000人のファンが駆けつけた。

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    (左から)能町みね子、久保ミツロウ、ヒャダイン

この晴れ舞台にもかかわらず、久保は東京から乗ってきた新幹線の座席にiPhoneを忘れてきたことを冒頭から報告。iPadも持ってきていたため、その場で「iPhoneを探す」機能を使って検索したところ、会場に映し出された地図は東北新幹線の終点・新青森駅を指し、安否が確認されたことで観客から大きな拍手が沸き起こった。

今回はゲストに、地元・宮城出身の俳優・千葉雄大を迎えて展開。千葉は、この日のナイターで開催されるプロ野球「楽天×ソフトバンク」戦の始球式に登板する予定となっていたが、一切練習をしていなかったそう。久保みねヒャダから「なんで?」「投げ込まなきゃ」「マネージャー野球部じゃん」と問い詰められると、千葉は「みんな(関口)メンディーさんみたいに剛速球が投げれるとは思ってない」と開き直ったが、「いつやるの!?」(久保)、「今でしょ!」(千葉)ということで、客席に向けてゴムボールで投球を実践することになった。

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    新青森に所在確認

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    投球フォームを見せる千葉雄大

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脚の上げ方もままならず、誰もが悲劇を恐れる雰囲気に包まれていたが、千葉はその不安を払拭するまともな投球を披露し、会場からは安堵の拍手。久保みねヒャダの3人もそれぞれのスタイルで投球を見せ、観客は大いに盛り上がった。

ちなみに千葉は、本番の始球式でも見事“ノーバン”を決め、思わず両手でガッツポーズを見せていた。

イベントでは他にも、日本ボクシング協会の山根明前会長、日本体操協会の塚原光男副会長、スーパーボランティア・尾畑春夫さんなどの話題になり、ヒャダインは「すごいおじさんが豊作の年ですよね」、能町も「今年はスターが多いですよね。これも、“おっさんずラブ”なんですかね」と感心。久保は「今、あそこまでキャラが立ってる人がいるんだって思いましたよね。想像上の生き物ではなかったんです。ユニコーンと一緒ですよ」と評した。

また、カラオケであらゆる曲をCharaっぽく歌う「Chara選手権」も開催し、能町はさとう宗幸の「青葉城恋唄」、ヒャダインは松田聖子の「夏の扉」、久保はZONEの「secret base ~君がくれたもの~」、千葉は福山雅治の「家族になろうよ」などを、それぞれ脳天から鼻が突き抜けるような独特のChara節で熱唱。最後は、こじらせソング「WE ARE THE ひとり」を合唱し、最近のお気入りである「ハズキルーペCMの菊川怜の『ハズキルーペ、だ~い好き』ポーズ」で締めくくった。

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こうして大盛況の中、ほとんど放送で使えない内容ながら仙台公演は終了。この模様は、この後行われた打ち上げの様子と合わせて、フジテレビでは22日(深夜2:20~3:35)に放送される。

また、今後のライブは、VOL.12が9月30日、VOL.13が10月27日、VOL.14 が12月2日に開催決定。10月27日の夜公演は、ゲストにミラクルひかるが登場する。

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