三和書籍は9月30日、「タクシーの利用に関する実態調査」の結果を発表した。調査期間は2018年8月29~30日、有効回答は20歳以上の個人420人。
支払金額、「2,000円以内」が最多
最近1年間でタクシーを利用したか尋ねたところ、「利用した」との回答は55.5%、「利用していない」は44.5%となった。
最近1年間でタクシーを利用した人に利用回数を聞くと、「年に1~2回」(88人)が最も多く、次いで「年に3~4回」(67人)、「2カ月に1回」(27人)、「月に1回」(21人)となった。
乗車料金の支払金額はどのくらいが多いか質問すると、「2,000円以内」(102人)が最多。以下、「1,000円以内」(56人)、「3,000円以内」(41人)、「5,000円以内」(13人)、「ワンメーター(初乗料)」(11人)、「5,000円以上」(10人)と続いた。
タクシーを利用する主なシーンは、「交通の便が悪い場所に」(106人)がトップ。次いで「旅行先での移動のとき」(72人)、「終電、終バスを逃した」(68人)となった。
タクシーを利用する際に重視する点トップ3は、1位「安全性」(82人)、2位「丁寧な応接」(78人)、3位「社内の清潔性・快適性」(65人)。一方、「とくにこだわりはない」(66人)という人もいた。
全員を対象に、将来、自動運転車両を用いたタクシーが実現したら乗ってみたいと思うか問うと、29.0%が「思う」と回答。一方、「思わない」は23.1%、「いまはわからない」は47.9%となった。