2週連続ドラマ『島耕作シリーズ35周年企画「部長 風花凜子の恋」会長 島耕作 特別編』(読売テレビ・日本テレビ系、7月5・12日23:59～24:54)のクランクアップ囲み取材会がこのほど、都内で行われ、主演のりょう、共演の竜星涼が出席した。
りょう(左)と竜星涼
弘兼憲史氏の人気コミック『島耕作シリーズ』のスピンオフ作品として、『モーニング』で『会長 島耕作 特別編 部長 風花凜子の恋』として短期連載され、同時にドラマ化される今作で、島耕作が会長を務める大手電機メーカー「テコット」の女性部長で、社内の重要なプロジェクトを任され、異例の若さで執行役員候補にまで上り詰めるバリバリのキャリアウーマン・風花凜子を演じるりょうは、クランクアップした感想を聞かれると「(撮影期間が)2週間くらいだったんですけど、セリフの1つ1つが深いものがあったので、気が抜けなくて、向き合いながらやってきたので、正直、今日で終わると思ったらホッとしております」と安心した様子。
同じ質問に、テコット入社2年目の経理部社員で、凜子が率いる社内プロジェクトのメンバー・吉田俊也を演じる竜星は「巻きが多い現場だったので、それだけチームワークのいい現場だったんじゃないかなと思います」とコメントして笑いを誘い、「プライベートと仕事の両立って、今の若者は難しいんじゃないかなと思うので、そこをうまく代弁しながら、自分も勇気付けられているような感じがしますね。見ていただいた方を同じように勇気付けられたら嬉しいなと思います」とアピールした。
また、風花凜子を演じて、働く女性として共感する部分はあったか尋ねられたりょうは「私は子どももいますので、凛子の『仕事もプライベートもフィフティーフィフティー』というセリフについては、私も仕事から離れている時間もしっかり持って、そっちもしっかりやって、仕事もってしっかりっていう、そういうもの(関係性)があるからこそ、どちらも深くエネルギーを注げるというのはありますね」としみじみと語った。
さらに、共演をしてのお互いの印象を聞かれると、りょうについて竜星は「みなさん、クールなイメージがあると思うんですけど、とてもキュートな方というか、ちょっと天然というか。よくあるんですけど、昨日も"押"って書いてあるのに、一生懸命引いていたり、チャーミングなところが一緒にいると見えてくるので、新しい発見でした」と打ち明けると、りょうは「ちょっと疲れてたの(笑)」と苦笑いをしつつ、「凛子がそういう人なんですよ」と言い訳をして笑いを誘っていた。
