朝日新聞出版はこのほど、「差がつく70歳からの病気 サインと最新治療」(税込1,404円)を刊行した。
2025年には、約800万人いるとされる団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になり、介護・医療費などの社会保障費が急増すると懸念されている。
一方、「人生100年時代」という言葉もよく聞かれるようになり、健康で長生きすることへの関心が高まっているとのこと。そのためにも、後期高齢者に突入する75歳になる前から、日頃の健康管理に気を配り、75歳以降のリスクに対して備えておくことが重要となってくる。
同書では、これから75歳を迎えていく団塊の世代を想定し、加齢・老化によってかかりやすくなる病気を28疾患取り上げている。一例を挙げると、パーキンソン病・認知症などの脳の病気、胃がんや大腸がんといったがん、不整脈・狭心症・心筋梗塞などの心臓や循環器の病気、生活習慣病、眼の病気、骨・関節の病気、排尿・排せつのトラブルなど。
いずれの疾患も、主に「週刊朝日」で毎週連載していた「新・名医の最新治療」で取り上げた病気から厳選し、加筆修正しているという。その病気の専門医が、疾患のサインと最新治療を解説している。