東武鉄道は5月20日のラストランをもって引退する1800系の引退記念乗車券を5月21日に発売する。館林駅・加須駅・佐野駅からの硬券片道乗車券3枚組で、1800系の歴史を紹介する解説や、急行「りょうもう」時代の写真などを掲載した台紙が付く。

  • 1800系引退記念乗車券台紙イメージ

同社の1800系は1969年に伊勢崎線の急行用車両として導入され、急行「りょうもう」として運行された。現在も特急「りょうもう」として活躍する200系が導入された1991年以降、大半の車両が300系などに改造され、一部は廃車に。現在残っている1800系は、学校行事やイベント列車などの団体専用列車として運用されてきた車両だった。

引退記念乗車券は2,000セット限定で販売され、価格は1セット2,000円。東武線のおもな駅(38駅)で販売する。