SUUMO(スーモ)はこのほど、「一人暮らしをしてよかったことは?」というテーマでアンケートを実施した。同社では、住まいや暮らしに関する様々なテーマでアンケート調査を行っている。調査は全国の20〜59歳までの男性138名・女性97名を対象にインターネット調査を行い、235の有効回答を得た。
調査によると、一番多かった回答は「好きなときに好きなことができる」の34%で、2位に「自由な時間が増えた」21.7%が続いた。回答によれば「起きる時間、食事の時間も自由になった」というように、家族に気兼ねなく自分のペースで生活できることをメリットに感じているようだ。
また、同率で2位の「親のありがたみがわかった」と4位の「親からの干渉がない」17.0%は、同居していた家族に関するものだった。「家事の大変さが分かった」など親へ感謝する一方で、「なんでも自分で決めて実行できる」という声もあり、自由な時間を手に入れたことがうれしいようだ。
7位の「自立できた」11.9%や、8位の「家事をやるようになった」10.6%のように、自由が手に入ったとはいえ、物事を自分で判断したり、自分のことは自分でやらなくてはいけなくなったことも確かだが、約1割はそれをメリットと感じている。
一人暮らしをするようになって、家族に気を使わず自分の趣味に没頭する自由な時間は手に入ったが、自分で考えて自分で行動する責任感も芽生え、実家暮らしの時は親に守られていたことを実感するという結果になった。