大丸松坂屋百貨店はこのほど、子宮頸がん予防の啓発活動「LOVE49プロジェクト」を全国の大丸・松坂屋18店舗(※)で開始した。期間は4月17日まで。
LOVE49プロジェクトは、認定NPO法人『子宮頸がんを考える市民の会』が主催する「子宮を大切に想い、子宮頸がんの予防を伝える」取り組みのこと。同社では、女性が多い百貨店にふさわしい社会貢献活動として、これまでもピンクリボン運動(乳がん啓発活動)や子宮頸がん予防・啓発活動などに取り組んできた。
今年も「子宮頸がんを予防する日=4月9日」を中心に「2018年春LOVE49全国街頭予防・啓発アクション」を実施する。そのほかに店頭募金やチャリティ缶バッジの販売などを通じて、子宮頸がんの早期発見・早期治療の重要性を訴えていくという。
4月8日には大丸神戸店・須磨店で、子宮がん闘病の経験を持つタレント・原千晶さんのトークショーを開催する。自らの闘病体験に基づいた「女性の心と体を守ることの大切さ」について語るとのこと。
大丸須磨店・芦屋店では、実際に子宮頸がん検診で見つかったがん細胞と正常な細胞とを顕微鏡で見比べ、違いをわかりやすく説明するコーナーを設置する。大丸芦屋店では4月7日、LOVE49キャンペーン兵庫実行委員である南出卓氏プロデュースのフルート奏者グループによる演奏会も開催する。
4月17日までは、大丸・松坂屋18店舗の店頭(案内所など)で子宮頸がん予防の啓発ニュースレターの配布や募金、およびチャリティ缶バッジの販売を行う。缶バッジの販売は売り切れ次第終了。店頭募金、チャリティ缶バッジの収益金は、LOVE49プロジェクトの推進に活用されるという。
※大丸心斎橋店、梅田店、東京店、京都店、山科店、神戸店、須磨店、芦屋店、札幌店、松坂屋名古屋店、上野店、静岡店、高槻店、豊田店/博多大丸、下関大丸、高知大丸、鳥取大丸