エールフランス航空は6月18日より、デイリー運航のパリ=関空線に新機材のボーイング787-9を導入する。パリ発の初便(AF292)は、6月18日14:00にパリ シャルル・ド・ゴール空港を出発し、翌日19日8:40に関空に到着する。大阪発の初便(AF291)は同日19日10:30にパリに向けて関空を飛び立つ。

  • 6月18日より、デイリー運航のパリ=関空線に新機材のボーイング787-9を導入

    6月18日より、デイリー運航のパリ=関空線に新機材のボーイング787-9を導入

エールフランスは2018年夏期スケジュールで、パリ行直行便を成田毎日1便、羽田最大1日2便、大阪から毎日1便の週26便運航で日本とヨーロッパを結ぶ。今回、関空線に導入されるB787-9は、環境に配慮した機材を使用することでCO2排出を20~25%削減するとともに、騒音も軽減される。

最新の客室と設備を備え、ビジネス30席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー225席の3クラス全276席仕様となる。機内Wi-Fiは20MBから200MBまで、希望に応じて利用できる(有料、5~30ユーロ)。

  • ビジネスクラス

    ビジネスクラス

30席のビジネスクラスは1-2-1配列になっており、ゆったりとリラックスできる憩いの空間を確保。全席が通路にアクセスでき、機能的でエレガントなデザイン、座り心地のいいシートは2mのフルフラットベッドに様変わりして上質な眠りを提供する。肌触りのいい羽根布団と大判の羽枕を備えている。

  • プレミアムエコノミークラス

    プレミアムエコノミークラス

21席のプレミアムエコノミークラスは2-3-2配列になっており、改良された新シートは座面の幅が2.5cm拡大している。足元がより広く、リクライニングも130度まで可能。前席の背もたれが倒れてこないシェル型シートを採用した。身の回りの品の収納スペースを強化、各席には読書灯を設置。テーブルに本やタブレットを縦置きできる便利なくぼみを付けている。各席には電源ポートとUSBポートを設置することで、レジャー旅行にもビジネストラベルにも快適な環境を提供する。

  • エコノミークラス

    エコノミークラス

225席のエコノミークラスは3-3-3配列となっており、座面はcmセンチの幅に広がり、座り心地も改良されている。調節可能なヘッドレストや28cmサイズの最新モニター画面、電源ポート、便利なヘッドフォーン掛けを備える。柔らかいフリースのひざ掛けとアイマスクで快適なフライトが楽しめる。

機内の気圧は常に高度が約1,800m(6,000フィート)の状態に保たれ、快適な湿度に設定されており、長時間のフライトでも身体に優しい機内環境になっている。機内の照明はフライト時間の経過で変化し、時差ボケの影響を軽減させる。荷物の収納スペースがより広くなり、また、より大きく設定された窓は電動シェードで自由に調整できる。